詩を書きたいなら腕を切ればいい
詩を書きたいならいじめられればいい
詩を書きたいなら親をなくせばいい
詩を書きたいなら変な言葉を使えばいい
詩を書きたいなら世の中斜めに見ればいい
詩を書きたいなら泣けばいい
セックスすればいい
愛を謳えばいい
読めない漢字を使えばいい
死にかければいい
それを
それを崇高だと思ってる奴らが一等嫌いだ
どう見ても安っぽいチープな言葉で
詩人の顔をしてる奴らが嫌いだ
一挙一足一頭一言一句一期一会
詩人気取りの案山子
ちょっと人と違う書き方をすれば
「素晴らしい言葉遣いですね」
ちょっと人と違う生活をすれば
「素晴らしい人生ですね」
北欧家具みたいな内容のくせにちやほやされている
結局見たいものしか見ない
見るものしか見ない
ならなぜ貴様は詩を書いている?
ならなぜ貴様は詩を量産する?
作品データ
コメント数 : 4
P V 数 : 1369.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-10-12
コメント日時 2020-10-13
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
叙情性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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閲覧指数:1369.8
2024/11/22 00時21分26秒現在
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小説投稿サイトから、このビーレビに来て、詩とは何なのか深く考えています。 御作にあるような考えはとても共感できます。 しかし私は皆さんに嫌われる覚悟で、もう一段踏み込んでみて、書いてみたいと思います。 小説投稿サイトで、たまに雰囲気小説と呼ばれる、要所をわざと書かずに読み手の好意や想像に甘えるような作品が投稿されます。 それに似たような作品がここでも見受けられることがあるので、偶然の一致ではないと思います。 小説を報告書にたとえるなら、それらは手抜きの報告書だと思います。たとえば拙作の『リュウグウノツカイ』はもともと小説でしたが、詩にするためにわざと削り短くしました。まさに手抜きの報告書に仕立てたわけです。 大切なことは、手抜きの報告書にならずに、きちんと強度をもったものを書くことだと感じます。それが結果的に小説のような長さにならないから、詩として投稿する。このへんは、本当にわかりません。小説と詩の違いは、単純に「長さ」なのでしょうか。 小説に長編からショートショートまであるように、詩はその末端にある、言い換えれば小説の断片なのかと… 小説の中でも名文と呼ばれるものがありますが(国境のトンネルを〜)、それだけを抜粋すれば詩になりうるのだと思います。 人様の感想欄で、持論を展開してしまい申し訳無いです。どうしても一度書いておきたかったものでして。失礼いたします。
1いやまさしくその通りです。 短いから詩、ちょっと穿った書き方をしてるから詩、普段なら使わないような表現をしてるから詩、それらの何が詩なんでしょうね。 詩が詩であるためには確固たる意思と背景、風景があるべきなのです。だのに音韻が心地いいからとかで済ませて評価を得ている詩に憤りを覚えるわけです。 持論の展開なんて気にしないでください。正味詩は持論の展開の終局点だと思っているので大歓迎です。 読んでいただき、こめんとしていただきありがとうございます。
0音楽や絵画とは違って、言葉は誰にでも容易にして安価に扱えてしまいます。そんな言葉を素材にした芸術が詩というジャンル。 この作品に描かれているような、チープな独りよがりを抜け出すことが、まずは言葉を磨いて作品にすることの第一歩なのだと思いました。
1そうですね、言葉は誰しもが持っているからこそ容易なツールだし、とても重いツールだと思います。 それをどう扱うのか、昇華させるのかが詩だし小説ではないかと僕は思います。 しかし、ひとりよがりがいけないのではなくて、独りよがりで尚且つ"音"に意味がない薄っぺらいものを使うのがいけないのです。チープで独りよがりでもいいんです。そこにちゃんと考えがあって、思考が付随されているのなら。 それが言葉を磨くということなら、きっと誰も出来ないのだと思います。とことん突き詰めてしまえば、詩なんて独然の塊ですから。
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