ヤドカリ - B-REVIEW
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ヤドカリ    

私はヤドカリ 住処を探す毎日 人形の頭が私のお家 あの子はフィルムケースがお気に入り 砂浜を歩いたって貝殻なんか見つからない 流れ着くのはゴミばかり ゴミに埋もれる毎日 自分を探す道のり 私は私の小ささに咽び泣き ああ、いつか私は乾涸びて死に この砂浜の砂になりたい そうなればこのゴミたちと眠る様な心持ち 私はヤドカリ 潮風浴びて生きる毎日 通り過ぎる人らに舌打ち 小さな空き瓶が私のお家 歪んだ透明な世界にたった一匹 別れを告げたあの子は海になり 揺れる波の一つ一つがあの子だったり 砂に足もつれる毎日 私は私の醜さに咽び泣き ああ、いつか私は海底の底で生きる貝になりたい そうなればあの子と一つになれた様な心持ち


ヤドカリ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 978.7
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-09-30
コメント日時 2020-10-01
#現代詩
項目全期間(2025/04/04現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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閲覧指数:978.7
2025/04/04 09時36分47秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ヤドカリ コメントセクション

コメント数(1)
ほば
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(2020-10-01)

ヤドカリを宿借りと読んでみると常に仮の居場所でしかないという心境でさ迷っているのかな、と思います。浜辺を歩くと様々なものがうちあげられています。確かにゴミばかりとも言えます。それらを居場所のない自分、寄る方ない自分に重ねてもの悲しい心持ちになる事は秋から冬のの浜辺をひとり歩くと一層、強く思うかもしれません。別れを告げたあの子が海になったのだとしたら海こそがこの語り手がかえる場所なんでしょうか。それまでは空き瓶や人形といった様々な仮の宿で寝起きを繰り返していく。自己の醜さとか砂に足取られる毎日といったところなどは自己陶酔的な語りの強さに足を引かれてしまうところもあり、もったいないかと思いました。波のひとつひとつになったあの子への想いへと後半はウェイトを変えて語れば、語り手の哀れ、だけに当たりがちな焦点が拡がりを持つのではないでしょうか。

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