別枠表示
スカム アーティスト
俺は詐欺師だ ねずみ溝の仲間たちと エンビファイボールを啜って 女を仲間に回す Fラン大学のやつは嫉妬するな 防虫剤の匂いが染み付いたシャツ 欧州の街みたいに整っている歯 自堕落で意識の高い生活をしてる クラスで一番騒ぐ孤独な少年と 片隅で本を読む呆れた彼女 荒野で死体袋を引きずりながら 墓場まで持ってゆく アイデンティティの確立あれは遊びだ 自分を完璧主義だという人間も詐欺師だ マルコムXが言ってた通り哲学は 金持ちとバカの暇つぶしだ でも気にするな最初から お前らに期待してない 人間レベル4なら仕方ない 運命も唯が知れてる そいつらが指先だ 止めてくれ俺を それで一番低いとこに雷を叩きつけてくれ 砂が血に纏わりついて固まり 竜巻でグチャグチャになるまで 優しく愛してくれよ
スカム アーティスト ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1184.1
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-09-29
コメント日時 2020-09-30
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
いいですね。スラスラ読めました。元から僕がこういう詩が好きだったせいか、それとも僕自身がかつて追いかけていた表現の体裁を取っているからか。とにかく馴染み深く読みました。でもただ上記の理由でいいですね、では芸がないので敢えて、敢えてですよ?弱点を探してみます。この詩はノンフィクション、現実と限りなく地続きになっているような作風であるのに、どこかまだフィクションめいている。それはもちろん悪いことではないのですがフィクションの安全圏、虚構・作り物の安全圏にこの詩があるというところがこの詩のリアリー弱点でしょう。まだ商品として、消費される文化として、嗜好される文化としてこの詩は存在している。だからこの詩は荒ぶる場所にいて痛切にリアリティを求める人には刺さらない可能性があります。ですがこの評はこの詩の完成度について疑義を唱えるものではないのことをご了解いただきたい。筆者様の他作品にも目を通してみたくなりました。それでは。
1失礼。リアリー弱点✖️ 「弱点」ですね。
0コメントありがとうございます。とても力になります。私は言葉を盲信してません。何故なら言葉は鏡だと思っているからです。鏡で自分を見たときにそこにいるのは確かに自分のはずです。ですが鏡を見る自分と中にいる人は同じではありません。脳で調整された貴方なのです。皆ファンタジーが好きなのです。私はさっさと過去を忘れたいのです。
0