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ANOTHER MORNING
明日が来るのはとても悲しいことなのに 知らない声でどうかまたお願いしますと言われてもそんなことは何も知らない。 ぼんやりうとうと遠く遠く電話の音が何度も声をかけてくるのを覚えてる。 布団の中は有限の宇宙が広がっているみたいだ。 机に放り出した鍵はなんのためのものだったかを考えなくてはいけない。 ドアを隔てるあちらとこちらは同じだとどうしても思えないよ。 帰り道は塗装された悪意とメッキがずっと見えて無くなっていくのがわかる。 電車の乗客たちと行われる戦争に勝たなくてはならない。 もう帰れると何度も祈って得た信仰心を捧げて帰路につく。 正午までつなげた意思はきっと救いをもたらせてくれると信じている。 優しい世界から脱出してやるべきことのためにそこへたどり着くことができた。 電車の乗客たちと整列して目的地へとともに向かう。 行く道は何度も知らないありがとうを受け取ることになる。 ドアの向こうに何が見えるかはちゃんと起きないと理解できない気がする。 ここから出ていくのにしめておくべきものは何もなかったはずだ。 普段の何十倍の重さの布団を圧倒的な力をもってして制圧完了。 やるべきことを考えたら止まらなくなってきた。 完璧な今日をはじめてみて
ANOTHER MORNING ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1748.4
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 7
作成日時 2020-09-21
コメント日時 2020-09-25
項目 | 全期間(2025/04/04現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 7 | 7 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.5 | 1.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1.5 | 1.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.5 | 0.5 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 3.5 | 3.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ますます布団が恋しくなり、個人的なことにはなりますが、これから僕にとってはお仕事が忙しい季節になります。そして連休最終日にこの詩に出会ってしまいました。 この詩を読んで、それでも明日も頑張ろうと思った人にとっても、朝の辛さを改めて再確認した人にとっても、麻薬のような詩だと思いました。
3コメントありがとうございます。 お仕事お疲れ様です、頑張ってください。 これは明日を迎えることは不可避ですから、せめてどうか違う朝であるように、みたいな感じに考えて生まれたものです。 ある意味すごく個人的な中身になった気もしますが、共感を得ることができて嬉しいです。ありがとうございます。
1コメントありがとうございます。 布団の表現の部分は自分でも気に入ってるので、共感いただけたようで嬉しいです。 句点がないのは概ねその通りで、後も先も文が断裂しないように、と考えて敢えて付けずにおいておきました。気づいてもらえて嬉しいです。
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