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milk honey beast
魂虐殺日記とかにばりずむ 薄く目を開けて 痛みをゆっくり舐めあげた 心に穴の空いていく人達にも教えてあげたい 獣 は、痛い所を自分で舐めるんだよって とつん、とつん、とつん 鳴る 小さな鼓動を濡らしてく (あなたたちはけしてその甘く穢れた皮と肉を裂いて ぐしゃぐちゃの心臓を 曝そうとしないのね) すごく。 白夜に。 目を失った人達が無く無く泣く。 失われた無数の目によって。 睥睨される四肢の荒野。 と、荒野の四肢。 ね、僕もだよ。って。 君の指に絡ませる。 暖かく穢れたべっどで起こる。 苦痛と甘味。 ねぇ、時々悲しいんだ、すっごく!!!!!! 赤い月を見る度に 殺害された魂達の肉片を 噛ってみるけど みんな苦く苦くなっちゃってるから 僕は甘く甘くなっちゃうよな 天の邪鬼、 僕の柔らかな肌をこーてぃんぐする無数の塩の粒々 湖に溶かして (寂しい?) 着火 みんなでまいむ 魂の殺人だから 意思を持つ殺人者 狼の皮を被って 泣いて居る 君の姿を鏡で良く、見て。 本当に良く見て(僕?) 充分に持った? 充分に取った? 愛した分だけ囚われた肉を 捉えた肉を 噛んだ 午後に 僕は爪先をあげて土を蹴るんだ ずっと先にあるんだ ずっと先にあるんだよ 青褪めた春の頬を擽る 目を失った人達の眼窩から 流れ落ちる涙 鳥は翻り 高度を変える きすしてあげる それは違うんだよって言ってあげる 今だけ、 また会える? 優しい匂いのする場所で 心臓を曝してあげる。
milk honey beast ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1578.0
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-09-17
コメント日時 2020-10-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
読みやすさの大事な詩だと感じました。 また、リーディングに映える詩だと感じました。 句読点の使い方に、作者の感情を感じます。 まだまだ、良くなっていくんだろうなと、感じます。どんどんもっと、世界観を壊さずに、作品のカラーと、読者が詩に対して投影する映像を鮮明にして行って欲しいなと感じました。
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