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少年
ポタモースの麻薬を飲んだ少年 暗がりで、剥製と眠る 静謐の蛹 煩わしい声も、顰めた顔も全て奪い去れ かつて僕に語りかけてきたままに その通りに その暴力的な端正を知っている 知っていたのだから ひとおもいにやってくれ
少年 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1430.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 3
作成日時 2020-09-13
コメント日時 2020-09-21
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 3 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.5 | 0.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.5 | 0.5 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 1.5 | 1.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
剥製と眠る が、詩的で寂しげで美しいです。
0いいなとストレートに思いました。今、ある方とtears for fearsの「year of the knife」という曲について話していたのですが、その曲VOのローランド・オーザバルが、ある学校で少年がナイフを持って登校するようになったというニュースに衝撃を受けて作った曲なんですね。少年の攻撃性あるいは身を守らないといけない状況を、彼は悲観しエモーショナルな曲を作ったのですが、その名さえ報道されない「少年」に微かなエロティシズムと危うい魅力を感じたのも僕個人としては確かでして。この詩の主人公であろう少年にもその危うさを感じて、何だかリンクする人生に不思議なものを感じました。やや自分語りが入り失礼。
0コメントありがとうございます。 僕うるりひとさんの作品を読んで とてもいいと思いました(宇宙が好きなので)。 幻想への憧憬は宇宙に対するそれに似ていると思います。
0鏡に写るものは、現実と微妙に違っていて(多分これは何かしら科学的な理由があるんだと思います)、僕はそんな景色にずっと憧れています。 そして確かに少年は鏡で、僕が捜しているのは少年の一つの性質を通じた幻想に他ならないです。 鋭いコメントをありがとうございます。
1コメントありがとうございます。 無邪気な感想を言えば、少年とナイフは調和してますよね。 少年性は僕にとって、時に鋭利で、残酷なほど正しく感じられます。
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