彷徨う白馬 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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彷徨う白馬    

森がある。湖に樹々が投写されている。 一頭の真っ白な馬が走っている。いや、歩いているのか? 咀嚼できないほどの圧倒的な絵画が、目の前にある。 大きなものではない。手に取れるサイズなのだ。 「彷徨っている」に近いのかもしれない。 まっさらな世界を駆け抜ける馬は、その両の目で、何を垣間見ているのか知りたい。 わたしの包帯はまだ取れないけれど、景色だけは見える。 この両眼もあの馬の目も同じ目なのに違う景色を見ているに違いない。 彼方にある魂よ、わたしの中に戻って来て欲しい。 荒れ狂う嵐の中、行き着く島のように。 さらにわたしは飛躍して明日を見よう。 そこには広がった世界があって、穏やかさが、この狭くなった世界でさえ生き残っている。 停滞した(静止した)場所で、いがみ合うことの愚かさが人々を変えていく。 音楽を奏でる時に、必要なテンポの指示が彼によって違うように、人によっても生きていくテンポが違う。 わたしは常にLentoで歩くことを息をすることを望む。 望むだけであって本当は違うのかもしれない。いいや、違うだろう。 昔々のこと、蜻蛉のように生きていくことが理想だった時期もある。



彷徨う白馬 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 1404.9
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-09-04
コメント日時 2020-09-12
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/04現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
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閲覧指数:1404.9
2025/04/04 09時26分29秒現在
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    作品に書かれた推薦文

彷徨う白馬 コメントセクション

コメント数(5)
暁美玲
暁美玲
さんへ
(2020-09-05)

まさしく東山魁夷の絵です。ご指摘、確かに確かにそう思います。なるほど、目から鱗です。 コメントでジーンとしてしまいました。ありがとうございます!

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やめました
作品へ
(2020-09-12)

やっぱり綺麗ですね。 というよりも小説を読んでいる気分になります。幻想小説作家の山尾悠子氏の作品を思い出しました。

1
アオ
作品へ
(2020-09-12)

音楽をしている方なのでしょうか?音楽に対する繊細な感性が伸びやかで読んでて楽しい気持ちになります

1
暁美玲
暁美玲
やめましたさんへ
(2020-09-12)

ご感想ありがとうございます。もらえると、本当に嬉しいものです。 幻想小説は、実は読んだことがないのですが今度読んでみようと思います。 くおんさんの作品、好きです。次があれば一目散に読みに行きます!

0
暁美玲
暁美玲
アオさんへ
(2020-09-12)

ピアノを少々やっておりまして、東山魁夷の絵があまりにも音楽的だったので、その時感じたことを言葉遊びのようにして書いてみました。 「楽しい気持ち」の言葉、ありがとうございます。

0

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