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検閲アレキシサイミア
ねえ、とだけ送って次を言わないのはpingと聞いてげらげら笑った わかりません 勝つまでは 炭で塗らない裏手のパトロール くだらないな これならとうります それはそれでだめ ろんり/感情の境目はどこでしょう 失感情が本当なら私は、暴言を響きがいいから書いている あなたへの歌、十月までに書かないと意味ない 本日も黙々とボツでごめんね 傾いた床に無数の死体を残していくことを思うと 延々と並ぶ「どうでもいい」の丘に札をたてました 絶望は贅沢品です 石を飲む 線路の石を飲む 掘って掴んで噛んで飲む 東西の医療のあてにならなさと 悲しみを告げる人の拙さ
検閲アレキシサイミア ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1698.1
お気に入り数: 2
投票数 : 0
ポイント数 : 19
作成日時 2020-07-31
コメント日時 2020-08-07
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 5 | 5 |
可読性 | 5 | 5 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 3 | 3 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 19 | 19 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 5 | 5 |
可読性 | 5 | 5 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 3 | 3 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 19 | 19 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
みつきさん、こんにちは、 >わかりません 勝つまでは >本日も黙々とボツでごめんね >延々と並ぶ「どうでもいい」の丘に札をたてました このあたりのキャッチ―さがとても良いなと思いました。 みつきさんは本当にセンスが素敵ですね。 ついつい作品にコメントを残してしまいます。
0「ねえ、とだけ送って次を言わないのはping」は電車の中吊り広告みたいにうまいのに、「げらげら笑った」とうけることで読み手の意識は笑う主体のほうにそれて、笑われる文言のうまみが死んでしまう。この一文の中にあるそうした力学が一行空きを隔てて働いて、日常語の正しくなさとそのリズムを検閲・露呈させていく、詩論と一体の野心作だなと思います。やっぱり、日常語というものの危い魅力がしっかりとでてると思うので、僕は非常に、強く推したい。ただ、タイトルがちょっと硬くて損をしているように思える。感情と言葉の関係ははっきりでてないと思う。
0この感性が、贅沢品です。 わかりません 勝つまでは なるほど。 これは、どっちなんだろう? 技術なのか、感性の垂れ流しなのか? まぁ、どっちにしても、卑しきに落ちていずスックと立っておられるから、心に突き刺さってはくるのですがね。 読んで、こういう詩を書けるのを、羨ましいなぁ、と思っちまったぜ、ちくしょうめ。
0不思議な味わいのある作品だと思いました。ユーモアもあると思いました。
0今日は。パソコンが苦手でやっとコメントの読み方がわかるようになりました。「心は理屈じゃない」に率直なコメント有り難うございました。大変参考になりました。「検閲アレキシサイミア」、すごいタイトルですね。とても面白いと思いました。またコメントさせていただきます。御挨拶が遅れて申し訳ありません。これからもよろしくお願いいたします。
0こんにちは。(らっこだ!) コメントありがとうございます。 キャッチーと言われるのは意外でした。良いと思っていただける文があって良かったです。 励みにします。ありがとうございます。
0コメントありがとうございます。とても参考になりました。 私は感覚で読み書きしがちで、この詩についても言語化できないことが多いです。一行目の文中にある力学 という表現を見て、これを書くときに追っていたものが以前より明確になりました。 タイトルがごついのは自覚あります。バランスの悪さがちょうどいいと思い選びましたが、それなら作中で感情と言葉の関係性を表すべきでした。ご指摘ありがとうございました。
0コメントありがとうございます。 技術は分からないので学びたいとこの頃思います。 作るとき勢いに流されないように気をつけました。踏みとどまれていたようでよかったです。
0コメントありがとうございます。そう言っていただけると励みになります。
0今日は。コメントとご返信ていねいにありがとうございました。 タイトルなど面白がっていただけてよかったです。 また気が向いたときでも読んでもらえれば嬉しいです。よろしくお願いします。
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