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なにを犠牲にすれば、山頭火になれるのか?
自由律? むろん山頭火さんの句に惹かれて。 ただの、マネ? NOよ。心からの、オマージュ! あの猿求めて風の中あるく 撫でたひたいが狭い猫か まちが紫陽花ばかり自転車で走る 老いたのか心よりもからだの痛み 庭の横に小さな白い花が咲いている 美味しいお水を飲む二日酔いの喉 なにものにもなれず老いた顔の皺 じぶんいがい邪魔になる血縁捨てようか まっ正直に言っていいなら寒い
なにを犠牲にすれば、山頭火になれるのか? ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1121.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 5
作成日時 2020-07-02
コメント日時 2020-07-07
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 5 | 5 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 5 | 5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
最後の一行が凄くですね。 「まっすぐな道で寂しい」を思い出しました。
0作品タイトル込みで伝わるものがある作品のように思いました。
0自由律の詩句は自由なだけあって 何をどのようにつぶやこうと 何を好むと好まざると自由ではあります。 そこでの優劣を求める手がかりになるのは 「完全に近い自由」を求道できているか── につきるのではないでしょうか。 親兄弟妻子・血族からの自由 可処分所得の獲得からの自由 秩序・良俗・道徳からの自由 定住のしばりからの自由 そして 生と死どちらにもとらわれない自由 作者は何とすれば山頭火の境涯に近づけるかと 問いかけますが ありていに言ってしまえば その山頭火からも自由になること そこに行き着くしかないのでしょう。 それらを想って首々をめぐれば 庭の横に小さな白い花が咲いている この白眉の一首にたどりつくしかありません。
0お三人のみなさまがたには、感謝いたします。感謝感激雨霰、です、って、こういう言葉も死語って言うのかなぁ。最近ほとんど聴かないけど。 ところで、拙い句を詠んで、赤面ものですが、こういう投稿ってけっこう勢いだけでできたりしますよね。 で、あとで、やめときゃよかった、って思わされたり。 でも、それにも懲りずに、第二弾。 投稿します。 またどなたか、ご感想なりご批評なりいただけたら嬉しいです。 でわ。
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