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雨上がりの街角インタビュー
たんたんと 雨上がりの街を歩く 都会の生暖かいアスファルトの匂いとともに きっとどっかのローカル番組の 街角インタビューに出会した あなたの仕事はなんですか? それはほんとうにしたかったことですか? わたしは、、、わたしは、、、 息がつまり喉がかわく 思わずフラッシュバックしたのは 遠い昔の記憶だった わたしの人生は大人に決められた したいことを口にすると 鼻で笑われた 高校3年生のわたしは 誰かが言った言葉を 神様のように信じた 浅はかだった だから だから 答えがわからない 何故ここにいるのかもわからないんだ だって わたしは作られたから 着飾られた人形のように 作られたのだから 未だこの人形の中から 抜け出せないわたしを 誰か壊してよ 誰か救ってよ 誰か抱きしめてよ インタビュアに愛想笑いをしたわたしは てくてくと街を歩く いつものように 人形のように
雨上がりの街角インタビュー ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1099.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-06-26
コメント日時 2020-06-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
過去に対する悔恨でしょうか。「人形」と自己戯画化して居ますが、高校生の頃に遡っての批評意識、作られた自分と言うのがこの詩のモチベーションなのかもしれません。
1コメントありがとうございます!! 過去をとても悔やんでいるそんな気持ちを描きたくて書いた詩です。 作られた人形のような自分から本来の自分に戻る方法が、自分自身も未だ分からず葛藤している様子を汲み取っていただければ嬉しいです。
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