街並み - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

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すごい

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街並み    

声を交わす事もなく 姿も見えない 実在しない影の様にうごめく なのに 人間の気配を感じた ならば 幸せで ならば 何事もありませんように 数多く起きる 災厄が 何も起こりませんように 大波が襲った跡が目に焼き付き 燃え尽きた廃墟に人の面影を知り 無人となった街がそこかしこでできてしまった 汽車で通り過ぎる一瞬 真夜中の窓に 人影が映る その影の平安を 切に祈る


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作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1379.6
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-06-25
コメント日時 2020-06-28
#現代詩
項目全期間(2025/04/02現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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閲覧指数:1379.6
2025/04/02 17時21分56秒現在
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    作品に書かれた推薦文

街並み コメントセクション

コメント数(2)
白目巳之三郎
作品へ
(2020-06-28)

内容として非常に直球でしたが、なぜかとても刺さる詩でした。「ならば/幸せで/ならば 何事もありませんように」などの部分はリズム的にも内容的にも深さを感じました。全体的にも、ここで語られている何者かの気配が伝わってくるようで、鳥肌が立つような、いい意味で怨念じみた何かを感じました。 以下、些細なことの指摘なので、軽く読み飛ばしてください。 「数多く起きる/災厄が」と「真夜中の窓に/人影が映る」の二行は両方とも、個人的には一行にまとめてもよいような気がしました。 以上です。とても面白く読ませていただきました。ありがとうございます。

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羽田恭
白目巳之三郎さんへ
(2020-06-28)

先日まで秋田で大型とけん引の免許を取りに行っていました。 しばらくホテルに住んでいたのですが、初めて見る街並みに数多くの人の気配がしました。 見ず知らずの人の生活感を感じてしまい、ふと思ったのが「幸せでありますように」と言う事でした。 それがこの詩を書いたきっかけです。 いい意味での怨念、なんかすごい評価ですね。 ご指摘の箇所は余韻を出そうと思い、二行に分けました。 一行でも問題なかったかもしれませんが。 感想ありがとうございます。

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