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君の質量
青い風に 君の写真をまた1枚焼いた 君とのカコは この世界の何の重さになることなく 消えていく 恋ってなんだろう? 愛ってなんだろう? 僕が生きることに、君は何のイミがあったのだろう? 思い出に重さはない 約束に強さはない 永遠に長さはない だけど、 僕が、君を抱きしめたことに 嘘はない 僕が生きることに、君はどんなイミがあったのだろう? 君の軽やかな笑い声が風に聴こえるとき この世界で僕の心だけがまた重くなる
君の質量 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1554.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 5
作成日時 2020-06-24
コメント日時 2020-06-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 5 | 5 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.5 | 1.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2.5 | 2.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
あん様 拝読させて頂きました。 一つ一つの言葉はとてもシンプルなのに感情の層はとても奥深いものに感じました。 "思い出に重さはない 約束に強さはない 永遠に長さはない だけど、 僕が、君を抱きしめたことに 嘘はない" この部分好きです。
0素直でまっすぐな描写が好きです。重さって思いにもありますよね。伝わらないかもしれない、位の言葉少なさが、その短く飾らない文体をより良く見せていると思います。読み終わった後、少しの物足りなさが寂しい。
0一足遅れた戦友さん >一つ一つの言葉はとてもシンプルなのに感情の層はとても奥深いものに感じました。 ありがとうございます。 今回書く際に、1つ1つの言葉に様々な思いや意味を同時に乗せることを意識しながら書いたので、この感想をいただき、嬉しいです。 好きな部分も挙げていただき、ありがとうございます。 「ない」という同じ言葉でも、意味としては「ある」と言う、「ない」の使い方もあるのだなあ、と改めて気づきながら書いていました。
1ネンさん お読みいただき、ありがとうございます。 そうですね。 恋も愛もカタチがなくて、この地球(ほし)にとって何の重さも残さないものだけれど、2人の間には何か、重さ、と呼べるようなものがある。 そんな思いで書きました。 文体についても、ありがとうございます。 嬉しい言葉をいただきました。 もっと語彙やレトリックを使いこなせるようになりたいなあ、とも思っています。
0君の質量とは洒落た表現だと思いました。僕と君との間に風が吹き、不幸な事が起きたことを暗示しているようにも見えました。重さ、強さ、長さ、矢張りもう戻れない時間は具体的な数量化を嫌う様です。この詩は時間の風が吹いているように思えました。
0エイクピアさん お読みいただき、ありがとうございます。 「君」は、写真より先に風に消えていたのかもしれない。 そんな風に自分でも思えました。 何の数値化も出来ない恋や愛というものは、私達にとって一体どんな意味があるというのか、そんな思いで書きました。
0君の軽やかな笑い声と僕の心だけがまた重くなるで2人の対照的なイメージが頭の中をよぎりました。 笑い声が風に聞こえるという表現がとても好きです。 サラッと流れるように聞こてくる軽やかな感じが伝わってきて素敵だなと思いました。 心が重くなりすぎず、最後の一文で胸がちくっとなったそんな作品でした。
0soranoさん お読みいただき、ありがとうございます。 「僕」が焼いた写真とともに、風になっていった「君」をイメージしました。 >心が重くなりすぎず、最後の一文で胸がちくっとなったそんな作品でした。 別れの詩ではありますが、悲しくなりすぎないことも意識しながら書いたので、このように言っていただけて嬉しいです。
0ABさん お読みいただき、ありがとうございます。 恋や愛について、特に、どのようなものであるか頭を捻った部分なので、そのように言っていただけて嬉しいです。
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