落花生 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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落花生    

たくさんの優しさに囲まれていても 包まれてはいなかったことを思い知る 善意も悪意もすべて突き刺さるから せめて透き抜けるくらい空っぽになろう 依存しないように首輪を外した 沈殿しないように底を抜いた つながっていたモノがすべてほどけて 落下速度は増してゆく 手を伸ばしたって もうドコにもつかまりたくない 悲鳴は上げないと心に決めていたはずなのに なんで弱音こぼれちゃうんだろ 誰かが聞いてるわけでもない 単なる独りきりの静かな断末魔 落ちて堕ちて 着くことも知らない 堕ちながらに生きて 落ちながらに死ねない 落ちていっているのに 見上げた空は天井で 常に頭上でフタをする 落ちて堕ちて 着くことも知らない 堕ちながらに生きて 落ちながらに死ねない 何もできない 逆らえない 抗えない 何も無くなったのに 自分だけが此処にいる まだまだボクは 此処に居る 望んでもないのに 願ってもないのに


落花生 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 1170.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-05-19
コメント日時 2020-05-24
#現代詩
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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閲覧指数:1170.6
2025/04/14 21時05分46秒現在
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    作品に書かれた推薦文

落花生 コメントセクション

コメント数(1)
カオティクルConverge!!貴音さん
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(2020-05-24)

読み方が足りないかも知れませんが 落花生の特徴と 落下する生と 花言葉の仲良しが組み合わさっているように思えました。 飛び降りて心中しようとしたけど お前だけはやっぱり生きろってなった でも残された側としてはいや…一緒に逝きたかった という感じで読ませていただきました。

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投稿作品数: 1