海へ行こうか - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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海へ行こうか    

真っ暗闇のはずなのに 波打ち際というやつだけが 薄ぼんやりと発光して 波面と砂浜を幾らか 照らしている 同じクラスのペチカとグローリーが 見えぬ先を 何を思うか ぎらぎらと見つめているのだ おれはあいつらを すごく遠くから 眺めているんだと思った 時間を無理矢理 ひきずっていく音がする 色んなものがちぎれてく そういうもんだ あいつらを ひとつ記録しておこうと 思う 目を閉じる あいつら真っ白に 光って 突き抜けてくのが 見えた        



海へ行こうか ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1371.3
お気に入り数: 2
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-05-10
コメント日時 2020-06-03
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/02現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
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前衛性00
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 エンタメ00
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閲覧指数:1371.3
2025/04/02 08時42分07秒現在
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    作品に書かれた推薦文

海へ行こうか コメントセクション

コメント数(2)
藤 一紀
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(2020-06-03)

さまになってますね!賞賛ではありません。詩っぽい枠にはめようとしている嘘くささがある。詩は嘘くさくてかまわないけど、ちょっとどぎつい印象を受けます。でも、羞じらいがあってかわいい。わざわざ「波打ち際」に「というやつ」をつけるとこ、クラスの「〇〇ちゃん」に「〇〇ちゃんというやつ」ってくっつけてしまう照れ屋さんみたいで。

1
白川 山雨人
藤 一紀さんへ
(2020-06-03)

藤 一紀様 コメントありがとうございます。 現代詩タグを外そうかどうか、最後まで迷いました。でも、詩ってことにしたかったみたいです。 クラスの異性をけして「○○ちゃん」とは呼ばなかった、恥ずかしいから。なんでそんなことまでばれるのかわからない!

2

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