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げろりげろげろ
げろりげろげろ ゲロ吐く呑吐 お前の中味は くっさいな 吐瀉の汚辱じゃ 穢れじゃヱンガチョ 逃げろげろげろ 蜘蛛の子あそこ げろりげろげろ 蛙の息子 おたまじゃくしは げろげろ鳴かぬ 親父ばかりが 油汗垂れ ガマの油に 成り果てる げろりげろげろ 冬の三峯 狼の吐く 毛玉ゲロ ヤマトタケルも 小便漏らし ぐちゃりぐちゃぐちゃ くさい夜 げろりげろげろ 人の本性 欲深 傲慢 情けなし どこかの空の 下で男が なぐられているよ げろりげろげろ 俺の内臓 嗅いでみてくれ くさかろう 嘘吐き生きた 男の腑じゃと 吐くこともなく 呑んだ言霊 げろりげろげろ 魂の声 死者に蛆わく 土の下 げろりげろげろ 呼ばれているぞ お前だお前 げろげろり
げろりげろげろ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1304.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-05-09
コメント日時 2020-06-02
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
>ゲロ吐く呑吐 これの読みは「どんと」が正しいのでしょうが、なぜか「のんど」と読んでしまいました。中原中也の「サーカス」や富永太郎「恥の歌」で「咽喉(のんど)」が出てくるのが耳に残っており、この作のリズミカルな進行に触れてその音が蘇ってきたようです。挙げた二作ともリズムが印象的な作ですから自然と思い浮かんだのでしょう。面白いものです。不快なイメージを軽妙に扱いながら、読み手を黄泉の世界へと引きずり込んでいくような筆致が巧妙です。第五連の「吐くこともなく/呑んだ言霊」の腐臭、という着想が見事で、ここが一番良いと思いました。
1んー。三連までは好きなんだけどなあ。そこから先が毒もユーモアも抜けて、真面目なんだけど窮屈になっている気がします。音が強いだけに、それに相当する面白さがないと、音に負けてしまうんじゃないかなあ。
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