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水のイミ
ふたりは沈んでゆく 幸せの蒼い海に ふたりの吐息を重ね合わせながら 紅いハイヒールとシルクのワンピースドレス 黒いオペラハットとラシャのフロック 2人をつないだ優しい傷 四月の雨にも 一雫の彼女の涙にも 遠い約束が意味を与えていた 九月に彼が眺めた川にも 一滴の汗にも 2人の運命が宿っていた 海中風に 彼女の紅いレースが、舞った 彼女は彼を 何れ程 待っていただろう 彼と彼女が 沈んでゆく 蒼い海に いつしか 2人は透明なあぶくとなり 消えていった 彼は 彼女を 何れ程 愛していただろう
水のイミ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1221.8
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投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-05-05
コメント日時 2020-05-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
恋に落ちると言いますが、愛に落ちるとはあまり聞きません。イミと海とがうまく重なりあった詩と感じました。
0湯煙さん 愛に落ちる。 この詩が表したかったものを 言葉にしてくださり、 ありがとうございます。
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