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さまざまな世界で鴉が鳴いている
「好きでした」一行の手紙が時を止め君が綺麗な声で泣く春 きみの乗るスクーターにはあの頃のセピアの記憶をまだ積んでいる 弓なりに背を反りかえし喘いだらダメだとわかっているワンルーム 縁むすび風鈴が鳴り北風が窓たたくなか君といた部屋 儲からない自由がこの手にのこるから窓からながれる雲みる夕刻 こんなにも君のマフラーあたたまる雪も舞い込む待合室でも 春待たずたちまちなくした片恋に桜舞い散れ表参道 さまざまなせかいで鴉が鳴いているぼくは窓からすべてをみている
さまざまな世界で鴉が鳴いている ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1686.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 6
作成日時 2020-05-05
コメント日時 2020-05-22
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 2 | 1 |
総合ポイント | 6 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0.5 | 0.5 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 3 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
よき短歌ですね!なんかひとつちょうエロいやつがあったりして構成が上手なかんじ!君とぼくものといったところ。ドラマ短歌賞を受賞決定です。
0沙一さま、Um Fantasmaさま、ABさま。 ご感想をいただきありがとうございます。 短歌を学習(というほどのことでもなく、ただ書き連ねているだけですが)しているものです。 言葉を磨きたいなぁ、と。 書いていて、じぶんの短歌のどこがダメで、どこが少しは良いところなのか、が、全くじぶんではわからないので。 ご感想をいただけると、ほんとうにありがたいです。
0八首目は漠然として見えにくいけど、最初から七首目までは具体的で、見えるように詠まれていると思います。
0藤さま。 そうですか、ありがとうございます。 《みえるように》書くことが、短歌のひとつのあり方かな?とは思い書いていますので、有難いお言葉をいただき、ただただ感謝です。 これからも、それを目指して書いていきたいと思います。
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