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記憶媒体と坂道
坂道を下っていくよ 今の歳なんて聞かないで 体力も記憶力も 大して問題ではない この下り坂の景色こそが 私の認識すべきものなんだと 覚えられなかった学校の規則の代わりに 私はこの景色を記憶しておく ポケットの中の 折りたたみ携帯のメモリのように
記憶媒体と坂道 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1551.5
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2020-05-01
コメント日時 2020-05-17
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
シンプルなタイトルにシンプルな本文。一瞬で読んで通過してしまいそうなのですが、 最終行の >折りたたみ携帯のメモリのように が、なんともいえない哀愁を醸し出していて、立ち止まらずにはいられませんでした。 その携帯は現役で使えるのだろうか?それとも実際には使えないものだろうか?写真や映像、メモなんかが残っていて破棄出来ない端末ってありますよね。一体どんなものを記録しているのだろうか?一気に色んな想像が駆け巡りました。 この分量で言い切ってしまう潔さも心地よかったです。
1コメントありがとうございます! この詩は、自分が今老体だったらという設定で書いてみたんです。坂道を下り、お年寄りがよく持っているようなガラケーを持ち、同じように僅かな働きの脳も景色を記憶しておく、という意味を込めました。 興味を持ってくださってありがとうございます!!
0折りたたみ携帯!! なつかしさあり! 携帯というのはあまねく折りたたみ式だったころある JKの頃にこう思ったみたいな作品だろうか たしかに坂道をくだるってなんかいいよね ジュブナイル感でる
1コメントありがとうございます! 私は男です(笑)すみません、勘違いさせてしまって。 面白いと思っていただけたなら嬉しいです。ありがとうございます。
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