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口ほどに蝶
口ほどに蝶 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1701.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 4
作成日時 2020-04-11
コメント日時 2020-05-18
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 4 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 4 | 4 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
小林素顔さんへ 丹念な読解と批評、まこと冥利に尽きます。 本作はいわゆる現代詩的なイメージの連鎖のなかで書き出したもので、作者自身の意図のあまり介在しない作品ではあります。 ただ、いみじくも素顔さんがおっしゃる「自身の変化の痛み」というのは本質を突いていて、この詩を書いているとき、自分の中の曰く言い難い存在の痛覚のようなものに指先を這わせるような書き方で詩に結晶化しました。なので、特定のメッセージはないものの、さりとて空疎な言語遊戯というでもなく、言葉にならないものを言葉にならないまま詩文に流し込み形象化したというのが正しいです。技巧や詩論はなるべく参照するよう努めていますが、本質的には感覚タイプです。 視覚表現のイメージ意図を読み取っていただけたのは嬉しいです。詩文の空白に浮き上がる音と形を意識して、内容的なつながりを持たせるものにはしました。 幼年期を噛み殺しながら新たな羽化を迎えようとする屈折した欲望はたしかに私のものと言えるかと思います。詩を人に読んでもらうことは、己の臓腑を晒すものだとあらためて感じ入ったしだいです。
0完璧。ほぼほぼ完璧。少なくとも僕はこの作品に難点を見つけようとは思わない。あらゆる詩句が予想外の繋がりを見せながら不自然なところがこれまたほぼない。コメントしようしようとして躊躇していましたがここに来てようやくコメント出来ました。美しい。○や●を使ったりという実験的な試みも絵画としての詩あるいは絵画的な詩の中に絶妙に取り込まれている。「口ほどに蝶」というタイトルも素晴らしい。良かったです。
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