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じゅうなな
ハンドルネームを可愛い食べ物にしてる奴が嫌い、可愛いと思ってんのかそれ、なんだいちごって、チョコミントって、お前を構成してるのは血で肉で骨だよ、だから一番最初に殺そうと思う 蘭姉ちゃんもあんきらも胡蝶カナエも元彼がわたしより好きだったえりちも今年で同い年なのにどうしてわたしはこんなに鈍いんだ、何も無いんだ、わたしはもう17だよ、何かを成し遂げられるのかな、インスタントな死にたさが襲うよ 高校生アスリートとかも嫌いだ、わたしの計り知れない努力を何万倍もしている人々が大きな舞台で輝いていて目を背けたくなる、わたしとは違う世界にいる、崖に取り残された気分!弟の録画もこっそり消す、ルールも知らないままボールはコートを攫う、歓声に充ち満ちるアリーナ、ギラギラ光るライトのほの白さで背筋が凍る、やめろ わたし何にもしてないくせに猛烈に妬ましい、妬ましい、どうしてそれを持っている、わたしは、わたしはわたしは あなたの言葉はほんとうに私のための言葉なのか、子役の胸の成長に注目する野郎が気持ち悪くて仕方ない、素直な悪意でしかない、こんな人々を見ていると大人になりたくなくなる、現実と架空の乖離で目がチカチカしそう つまんないと見下しているけど私の言葉もきっとあなたたちにはつまらないものだよね、わかってるんだけどガキだね、無理だ、裂けそう 結局足元を見れば私も空想上のいちごやチョコミントで構成されている 真夏ででろっでろに溶けたそれらが必死に覆って居たものは私の腸だったんだ 生きているね動いてるね平々凡々に みんなと同じが嫌だって高らかだったのはどこのどいつだよ 若さだけを売りにしてるやつはしね
じゅうなな ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1303.9
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2020-04-10
コメント日時 2020-04-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
これはなかなか疾走してますね。結局、自分も周囲と同じようなものであると気付いたとき、死にたくなるような気分になるのは若さかもしれない。勢いがよくてこういうのも嫌いではないです。私の腸だった、というのは良かった
1先のお二方が仰っているように、疾走感のすさまじさにやられました。 使っている言葉や表現自体は変化球じみているのに、語調の力強さやテンポのメリハリのおかげか、読み通すとストレートで刺さってくる感じがあります。 なんでしょう、雰囲気は非常に所謂「ポエム」的な気もするんですが、どう足掻いてもこれは「詩」だなという不思議な読後感……。すごく好きです。
1あふれでる言葉と率直さが好きです。好きか嫌いかでしか物事をはかれない人間が言える言葉はそれだけ。
1こんにちは。疾走感もそうなんだけど、スイッチが綺麗だし、エッジが効いているところが好きです。言葉の足首が柔らかくて脚力がある。ダダダダ、キュッ、ザッ、ダダダダダって感じ。
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