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愛の質量
わたしの愛で溺死してほしいわ なんて云ったわたしに あなたはおかしそうに笑ったけれど 本当に、思っているのよ あなたのちっぽけな愛と違って わたしは深く、海のように 大きな愛を持っているから 地球が傾いているのは わたしのせいね なんて云ったわたしに あなたはまたおかしそうに笑ったけれど そうでなければ変じゃない あなたの羽みたいな愛と違って わたしの愛は重いから 釣り合いがとれなくって それで地球は傾いてるの あなたの愛はちっぽけで あなたの言葉は軽いけれど それでもやっぱり今日もまた わたしはあなたが愛しいわ
愛の質量 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1186.3
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投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-04-09
コメント日時 2020-04-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ちっぽけで軽い羽、でも風に乗って飛ぶことはできそうですね。タイトル通りストレートに私の愛は地球を傾けるほどに重く、あなたの愛は羽のように軽く言葉も軽い、でも愛しい。なんとなく男女の愛というよりは少し母性のようでにも感じます。母なる海といったところかな
1不思議だ。 >わたしは深く、海のように >大きな愛を持っている っていうのに、 「あなた」の愛を「ちっぽけ」と計量して言い放つなんて。 でも、ちっぽけで「羽のように軽い」愛を求めてしまうということは、それきりの愛が「わたし」を満たすということは、「あなた」の愛は「わたし」にとってそれくらい重大なことだということじゃないだろうか。 そこはかとくツンデレだ。
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