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行方のない散歩
行方のない散歩 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1604.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 4
作成日時 2020-04-04
コメント日時 2020-04-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 4 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 4 | 4 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
沙一さんへ 批評、ありがとうございます。 一度、技術と内容を限りなくゼロ地点にして書いてみようとしたのですが、染み付いたものはなかなか拭えなかったと思います。意識的に取り除くことは出来ますが、たぶんそれは私のゼロではないだろうなとも。 すこし、私は筆を曲げようとしすぎていた気がしました。本来の私の道筋に帰ろうと思います。
0描写がただの描写に終わらずにイメージがつらなっているので気持ちよく読めました。ただ突き抜けるようなよさ、でもない。巧いから余計にそう感じるのかもしれません。懐に忍ぶ言い訳、確かに昨今はそんな顔を町行く人が浮かべているように感じます。
0とてもいい作品じゃないかな。音の響きと文字(形)が一致していて文字で書かれた作品として美しさを感じるし、それが語られる語り手の心象世界とも重なっています。 冒頭からたくさんの色が移り変わり、やがて音と景色のなかに消えて過ぎ去ってしまうのは、語り手自身がそのような移り変わりと変化をもった「現象」であることを見つめているからではないでしょうか。そのうえでなお進まねばならない「行方のなさ」がでていると思う。賢治のような異次元空間的な感じはないけれど、それをより今日の現実を生きる個人の側に引き寄せて、「生きる」を捉えようとする語り手の心のうごめきを感じます。
0帆場蔵人さんへ 批評、ありがとうございます。正直、この作品に「巧い」という評がつくことが個人的に戸惑うところはあるものの、基礎的な地力はついたということなのかなと思いました。 自分のスタイルを突き詰めるか、場に合わせて筆や内容のスタイルを変えるなかでより高次の形へとフィードバックしてゆくのか、迷うところではありますが、B―REVIEWにおける私は後者を志向すべきなのかなと思いました。前者の作品も投げますけど。 藤一紀さんへ 批評、ありがとうございます。 確かに、本作は宇宙的な広がりよりも個のリアリティそのままの「狭さ」と「苦しさ」、そこにある「生」のふるまいは意識しました。作品に応じて表現するものは変わりますが、内容と文体は呼応するようにはしています。 無常感というのは私が詩を書き始めた当初から拭っても拭っても滲み出してくるテーマですが、素になろうとすればするほどこうなる気がします。
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