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余熱
銃があれば撃ちたいか 剣があれば斬りたいか 膨れ上がった風船と 行方知れずの感情が 肩を叩いて去ってゆく なにか呟き足早に 針でその身を刺したいか キリストひとりじゃ足りないか 人影見たら踏みたいか 烏が鳴くから帰ろうか
余熱 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1325.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-03-20
コメント日時 2020-03-30
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
この詩を読んでいると、「もうどうにもしようがない」という不思議な安心と出所不明の焦燥が襲ってきます。 「烏が鳴くから帰る」のは時間切れだからです。時間切れということは「もう手遅れ」なのだけど、完全に遅れてしまえばもう怖いものはありません。そういった、堕落し切った先の安心感です。 焦燥が残るのは、この詩から「まだやるべきことが残っている」と感じられたためでしょうか。撃ちたい 斬りたい 刺したい 踏みたい。義務感の余韻が熱となってこちらを焦がしていると感じさせられました。韻律もまた、そうさせるのかもしれません。 安心と焦燥の間にいる興奮を感じました。 余計な口出しではありますが、「烏が鳴いたら帰りましょう」というノスタルジーさえ感じる言葉を衝撃的に使ってほしいです。
0笠山平さま 丁寧に読んでくださりありがとうございます。 >堕落し切った先の安心感 そこまで考えは及びませんでしたが確かに思い当たるふしがあります。 >ノスタルジーさえ感じる言葉を衝撃的に使ってほしいです。 まだまだ勉強不足でした。ご指摘ありがとうございます。 和歌に触発されて音を意識してみたのですが全体的にぎこちないですね。精進します。 コメントありがとうございました。
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