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一つだけでも感じていたいこと
涙が零れてる 多く無駄に思えた 心の中覚えている 自分の中に嘘でない 人にとってみれば嘘に思えても 思い出すのに多くの時間がかっているだけだ この冷たい口を開きたい 完全に間違いだと言われては口を閉ざして 生きている時間が過ぎていく 最善でなくても悪くはないと 世界が過ぎていっても 過ぎ去るものをしっかりと見つめた さわれない刺の中に守られる 植物がしていること 人たちは裏切りの中で 自分が最善であるということはできない それでもいいと思うのは 目を背けないことだけは知っているから 涙声が地を濡らす雨の音と重なる ここから見えるもの聞こえるものを信じはじめた 間違いの中にも分かち合えるものを信じはじめた 少しの涙は海のように大きく 少しの涙は雨のように優しい 愚か者が自分を振り返った時の心の水たまりのようなものに冷たく濡れて いつまでも降り続く疑いばかりではなく いつまでも損なわれる自分ばかりではない 知らない未来に置いていかれたと 知ろうとするべきだと 影たちが語り いつまでも頭の隅に引っかかっている 苦しみの中から呼びかける 自分でいられるだろう あなたが信じなくてはいけないことはあなたが疑っていることなのだから
一つだけでも感じていたいこと ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1282.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 12
作成日時 2020-03-19
コメント日時 2020-04-03
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 2 | 0 |
構成 | 4 | 0 |
総合ポイント | 12 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2.5 | 2.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 2 | 2 |
総合 | 6 | 6 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
Bob Dylan 「Oh Mercy」の2曲目にあります、 涙零れて - Where Teardrops Fall –が暗喩的に聴こえてくるようでした。 ゴスペル、ソウル、ブルース…なにかさまざまな感情をバックに自己を哲学している風にも。 雨ならば、A Hard Rain's a-Gonna Fall、Buckets of Rainなどになるかもしれませんが。
0コメントありがとうございます。 Bob Dylanの「Oh Mercy」聞きました。 >感情をバックに自己を哲学している、 そうですね。なかなか話が進まないので、もっとスッキリしたかったところはあります。 A Hard Rain's a-Gonna Fall、Buckets of Rainも聞きました。 なんだか、僕のこの詩は、ディランのようなもさもさした感じがあるなあと思いました。 そんな素敵な気持ちに成れました。それで正しいのかは別にして。ありがとうございます。
0" …雨のなかでも自分の声は聞こえるからね" by中島みゆき「ララバイSINGER」 この歌にも近いものを感じさせました。
0いい歌ですね。「どんなひどい雨の中でも自分の声は聞こえるからね」自分の周囲の空間というのは、 特別です。どんなひどい雨でも、嘘を確かめる。 自分で自分のためにララバイを雨の中に歌う、ということなんでしょうか、中島みゆきは詩人ですね。 文章の流れが、この詩において、この歌と似ているかなと思いました。 曲にのせる言葉として読み、聞くのも、詩の楽しみ方の一つでしょうね。 「歌ってもらえるあてがなければ人は自ら歌びとになる」ロマンチックなのが好きです。 幻のような理想も捨てないでいたいです。 ありがとうございました。
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