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彗星
芯からこの部屋を満たしているのは お前の頬に満ちた やり直しのきかない 現代の無謬と 朝陽の瓔珞と 後れ毛 耳の中に生まれた、黒子 開けようのない 無の 内蔵 (南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経) お前ひとり彗星となり 俺はその下でcrawlする烏 (南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経) 然り
彗星 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 801.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-07-14
コメント日時 2017-07-18
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
初めて投稿させて頂きます。宜しくお願いします
0蓮華経以降は良い感じだがそれまでが固くて残念 仏教的なものを絡めると致し方無いのかもしれないが
0祝儀敷さん コメント頂きありがとうございます。
0祝儀敷さん 自分はどうにも固い文体からの脱却をしづらいようで、小説にしても詩歌にしても「古さ」「固さ」を指摘されます。 やはり現代を書こうとしたら、もっと柔らかく、現代に沿った言葉が必要になるのでしょうか…いつも悩んでいたり、いなかったり。とにかく、コメントありがとうございました!
0彗星、という天体の名前に惹かれて作品を拝読しました。 ちょうど今、惑星、という拙作への変身をしていたのですが・・・偶然にも、百舌鳥さんの詩にも「頬」というWordが出てきますね。 〈現代の無謬〉とか〈朝陽の瓔珞〉という漢語が・・・かっこいいけれども、固さにも通じるのかな、という気がします。あえて多用して、硬質な文体を創る、という方法もあるかもしれませんが。 〈耳の中に生まれた、黒子〉ほくろ、なのでしょうけれども・・・くろこ、とも読みたくなる。なにか、得体のしれない存在感を持ったもの。それが、耳の中に生まれる、住まっている、という感覚・・・。 〈無の/内蔵〉は、内臓と音が同じですね。なんとなく部屋の内臓としての沈黙、あるいは無、その中にいる語り手、を連想しました。 〈crawlする烏〉鴉、英語のクロウ、とかけておられるのか・・・くろこの俺、クロールのように、何もない無で満たされた部屋を泳ぐ(あがく)だけの俺、というような・・・。なぜ、君は彗星となって去って行ったのだろう。なぜ、俺は君を彗星、と感じるのだろう。そんなことを知りたくなりました。
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