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三行文学① 或猫の一生
勝手に野良だとか 言わないでほしい 私には帰る場所がある。 窮屈な首輪も うるさい鈴も ご主人様が喜ぶのなら。 野生を忘れたわけじゃない。 ただ、 ゴロンと甘えたいだけ。 誰かの庭も、 誰かの車の下も、 もう私のテリトリー。 優しそう。 なら撫でられよう。 トラウマがないわけじゃないのよ。 夜中から ごめんなさいね、 ワャーワャーと。 冬が来た。 むかしダンボール いまコタツ。 車さん ちょっとどいて、 危ないわ。 極限まで円くなる。 寒いわけじゃない。 ただこうしてたいだけ。 あの冬拾った野良猫を みとる 12年目の冬。
三行文学① 或猫の一生 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1166.7
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ポイント数 : 5
作成日時 2020-02-22
コメント日時 2020-02-22
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 5 | 5 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.5 | 0.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0.5 | 0.5 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 2.5 | 2.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文