三行文学① 或猫の一生 - B-REVIEW
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三行文学① 或猫の一生    

勝手に野良だとか 言わないでほしい 私には帰る場所がある。 窮屈な首輪も うるさい鈴も ご主人様が喜ぶのなら。 野生を忘れたわけじゃない。 ただ、 ゴロンと甘えたいだけ。 誰かの庭も、 誰かの車の下も、 もう私のテリトリー。 優しそう。 なら撫でられよう。 トラウマがないわけじゃないのよ。 夜中から ごめんなさいね、 ワャーワャーと。 冬が来た。 むかしダンボール いまコタツ。 車さん ちょっとどいて、 危ないわ。 極限まで円くなる。 寒いわけじゃない。 ただこうしてたいだけ。 あの冬拾った野良猫を みとる 12年目の冬。


三行文学① 或猫の一生 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 0
P V 数 : 1215.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 5

作成日時 2020-02-22
コメント日時 2020-02-22
#テキスト
項目全期間(2025/04/16現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性22
エンタメ11
技巧00
音韻00
構成11
総合ポイント55
 平均値  中央値 
叙情性0.50.5
前衛性00
可読性11
 エンタメ0.50.5
技巧00
音韻00
構成0.50.5
総合2.52.5
閲覧指数:1215.8
2025/04/16 06時23分25秒現在
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