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どうにでもなれ、という話
牙もなく 爪も切りただ鳴くだけの 三流詩人(自称)です。 こんな夜 語ってしまう物語、 猫の目をした彼女との夜 猫をみた 人みな眠る深夜2時 自販機横でうずくまる影 深夜バスの ヘッドライトに照らされた たぶん孤独な黒い猫の目 黒猫の 世界をまっすぐみつめてる ダイヤモンドの勁い目ヂカラ カワイイと いわれる猫もいるけれど その気高さは美しいかな 啼いていた。 怖いくらいの奴だった。 荒ぶる野性が声に出ていた。 のそのそと わざとゆっくり歩いてる 尖った口で笑ったみたいな しりぞかない、 夜、街中に轟き渡れ 世界に反抗したい意思力 ねっとりと、 まとわりつくよう耳奥を 侵し尽くしてしまう啼き声 今夜なら あなたの虜になるかもね けものの色香であたしを酔わせて そして今 気高いけものに心を奪われ どうにでもなれ、という話
どうにでもなれ、という話 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1311.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 5
作成日時 2020-02-16
コメント日時 2020-02-21
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 5 | 5 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.5 | 0.5 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 2.5 | 2.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
気高い猫(のような女性)に出会い、その気高さに飲み込まれてもいいと自分を手放してしまう全面降伏具合。これをやけくそで自信なさげに語る、作者の温度感がいいですね。「ビビッと惹かれる」というテーマはポップスのようですが、一歩も引かない野生性を描く「啼いていた」などの言葉のチョイスが詩的で上手です。
0arielさま、ほんとうにありがとうございます。励みになります。 本当は、書いても書いてもたぶんみんなにはわかってもらえないんだろうな、なんて思って書いてます(心を伝えるのが、ヘタだから)。 だから、あなたのような、感想をいただけるととても感激してしまいます。 ほんとうにありがとうございます。
0えっ? そうゆーことなの? ここでこうすれば、こうなるの? で、ヤがられる、と? でも、黙ってたら埋もれて行きそうだし。 あっ、わかった、だから、ほかの人にコメント入れて、《相互さん》を作ればいいんだね? でも、さ。 じゃあ、聞くけど、さ。 あーあ、それが出来ない人は、どうすればいいのかしら?
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