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私と時間
それは遥か先を行く 追いつくことのできない遠い人 少しでも近づこうと 必死にその背を探して 闇雲に前進するけれど いつも前進した気になっただけ それはいつのまにか先を行く 見ることのかなわない影の人 私が追いかけていることも知らず 当然のように声すらかけてくれず 足音さえも聞こえさせてくれないで いつのまにか私を追い越し そしてその背中も見せることはない 他人は皆追いかけられていると言うけれど 私はつねにそれを追いかけている しかしその姿を見たことは一度もない 叶うことならば私も一度は追いかけられてみたいものだ
私と時間 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1239.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 3
作成日時 2020-02-15
コメント日時 2020-02-25
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 2 | 2 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 3 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 2 | 2 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 3 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
時間は 現在をつきづきと過去へと送り込んでいくものなので、時間に追われて暮らすと せかさされているかのように感じられます。しかし、私も 時間を先んじて追いかけたいです。しかし、先んじたつもりの事象は すぐに過去となるものですね。 私は この詩から、階段と登りのエスカレーターの並んでいる場所で どちらが早く植えり階にたどりつけるかを競争するときの感じを思い出しました。 先んじたつもりで、階段を地道にあるいていたら、隣で登りのエスカレーターで ただ立っているだけの人に追い抜いてしまう あの感じを思い出しました。 時なんてね いつの日にかは 超越だ (雛祭イベントで、五七五調でコメントしてます。) https://www.breview.org/forum_blog/archives/668
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