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消えてしまうなら 僕の手で ぶん殴って血だらけにしてやりたかった 風が吹く夜は 眠れないばかりで 鼓動が異常に乱れて苦しい 秋が来たんでしょうか 虫の音が それを気付かせてくれる合図 あといくつ数えたら おしまい 良いことも悪いことも 知らせてくれない 泣けるならしあわせだ 物を感じられるだけ やさしい 消えてしまうなら 僕の手を 離さずにいるなんて嘘を簡単に言わないで 雨が打つ窓は 不安だけ残して 言葉もその場しのぎで苦しい 消えてしまうなら 僕の手で ぶん殴って血だらけにしてやりたかった だめになった身体を 横にしてみたけれど 鼓動が異常に乱れて苦しい 消えてしまうなら 僕なんて 最初からなかったことにして欲しい お願いだから
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作品データ
P V 数 : 1123.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-02-05
コメント日時 2020-02-05
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なんか惜しい感じがします。 ぶん殴る相手を示さないことによる人物の広がりが評価出来、「虫の音によってやっと秋を知るほど追い詰められた主人公」が表されている点など魅力がおおいのですが、他方問題点も目立つように感じます。 引用1において、「泣く人」が不明であるのはさすがに要素を隠しすぎではと感じます。泣けるなら、しあわせ、と述べるのは泣く人を目の当たりにしたからこそであると考えられ、それが第三者なのか、君が泣いていた思い出を振り返っているのか、その他さまざまの選択肢において詩情は大きく異なります。ここを明示することの効果を放棄したのはいささか頂けないかと。 引用1 >泣けるならしあわせだ >物を感じられるだけ やさしい 3連目全文より 血だらけにしたかったバックボーンが示されていないのも、もう少しでも何かにおわすことができれば違った奥深い主人公の信条を浮かび上がらせることができたのではないかと考えられます。 「雨が打つ窓」ですが、文章としては「雨に打たれた窓」とする方が適切ではないかと。
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