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無題
僕は未来から来た。 君はあの日、マンションの屋上から飛び降りて死んじゃった。 君を追って僕も首を吊ってみた。 でも、文字通りの「死」が怖くて逃げた。 そんな未来から僕は来た。 君にどうしても生きていて欲しくて、 死んで欲しくなくて。 君の事を心から愛しているから、 君が僕を愛していなくても、 君が僕の事を嫌いでも、 それでもいい、ただ生きていてくれるなら 君が僕のことを忘れてもいい。 そうやって自分のエゴを押し付けに未来から来た。
無題 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1120.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 3
作成日時 2020-01-21
コメント日時 2020-01-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 3 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 3 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
読んで頂きありがとうございます。 よろしければ、ご意見等お聞かせください
0未来から来たのなら、彼女を助けることができたのではないかと、素朴な疑問が頭に浮かびましたので、コメントさせていただきました。
01.文字通りの「死」 言わんとすることは理解できますが、「死」という文字列だけでは到底表現できない恐怖が「死」という概念であり、ひいては「死」という概念を如何なる表現で「言葉だけ」の「死」以上に表現できるか、が詩としての重要な事項であると考えます。 2.忘れてもいい 愛していなくても、嫌いでも、といった主人公の思考より、少なくとも表面的接触、高い確率で連続的相互性の段階に突入していると考えられます。一般的な感覚として、一定程度相手を認識した状態から完全に相手を忘れるまでに至るのは相当な年月か強力なショックが必要であり、どちらかを思わせる要素が作品内に登場していないため「忘れても」の部分が全く謎となっています。 詩文冒頭から「未来から来た」という粗雑な図式が提示され、「なぜ」未来へいけたのか、「どうして」彼女は死んだのか、彼女と主人公の関係、などが不明であり、作品としては未完成であるという批判をカバーできているとは考えられません。再考の余地のある作品ではないでしょうか。