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終わりのわけ
わけを探しつづけていた いや、探さなくてもあふれてきたの あなたを好きであることのわけが でも、あの日から— 雪の世界にいた 雪原に仰向けに寝そべって 今は降っていないみたいだった 立ち上がって、 まだ白い空を仰いだ 目をつむった 冷たくて、 気持ちがよかった ————私、立っていられることがわかったの たゆたえなくなったときが 恋の終わりね
終わりのわけ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1225.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 5
作成日時 2020-01-18
コメント日時 2020-01-19
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 4 | 4 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 5 | 5 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 4 | 4 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 5 | 5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
>わけを探しつづけていた >いや、探さなくてもあふれてきたの >あなたを好きであることのわけが 文の意味が破綻しているかと。1行目は「事実」として「探し」ていたわけですので、「いや、」の切り返しがただ混乱させる要因でしかないと思います。1連目を「事実でない」とするならば、 >わけを探しつづけていた >そんなふりをしていた >白い空をただ見上げながら >あなたを好きであることのわけが >実はあふれているにも関わらず などとすれば成立するのではと考えます。 >雪の世界にいた 「あの日から」雪の世界にいる、とするならば、今までどこにいたのか1連目などで明記した方が効果的かなと考えました。
ふじりゅうさん はじめまして。 スペシフィックなコメント、ありがとうございます。 勉強になります。 ただ、一連目の「破綻」はあえてそのような表現にしました。 無理にわけを探しているような、探さなくても溢れてくるような。 その揺蕩いが、恋かなと。 唐突に雪の世界にいたことにも、あえて破綻を持ってきました。 ただ、それが詩情ではなく、言葉本来の意味である破綻としてしか伝わらないようであれば、私の力不足でしかないといえことなので、精進しようと思います。 感想、ありがとうございました。
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