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路上
1月5日寒空の下、ジャンベを持ちつつ地元の駅に向かう。何が待っているのだろうか 何も考えず向かうのか、よくわからないが音にのせりゃあなんかできんのかと思う マイクもなし、スピーカーもなし、持ち歩くのは自分とジャンベ 目的地までつきゃ、そこから始めさせていただきました コンクリの上に座れば、ケツは寒い 風がふけば、冬の風だ、手もかじかむ ジャンベたたきゃあ、人が見る でもすぐに言葉はでてこない 即興やろうと思えば、声もでねえ 声もでねえ ただやるしかねえんだ だけどなれりゃあ声もでる 行きかう人には俺がどんな風に見えたのか まあ答えはわからんけども だからやるだけ、やるだけさ それは聞いてみなきゃわかんねえが楽しむだけ 楽しけりゃ、音に合わせて声をだすだけ そしてジャンベたたきゃあ、乾いた音が宙を舞う 最高だよ 音に合わせることが最高だと気づいちまう ただそんだけさ。 だったらもっとやるだけ 答えは見えないが得られたものは大きい だからやるだけ、もっとやるだけ。 それが一つの答えだよ、路上できづいた一つの答え 現場に立ちたいだけ、路上という現場に立ちたいだけ だからやるだけ、今度はどうしようかと考えつつ、進むだけ もっとやりてえ、やりてえ、やりてえ 路上から得られたものを、紙に綴る 神様は綴る文字は見てはくれない ペンを走らせ続け、自分の思考という路上の陰に捨てられた文字を拾い集め、 書き続け、書き続け、書き綴り、そして文字たちに意味というものを持たせ続けるために そして言葉に発しつづけ己を磨く それを続けるだけさ 無音であろうが有音があろうが、そいつらをただ自分の言葉で引っ張れるぐらいに それだけ、それだけ、ただそんだけさ
路上 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1077.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 4
作成日時 2020-01-18
コメント日時 2020-01-19
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 4 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0.5 | 0.5 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ジャンベで駅前ライブってみたことないのですが、結構あるんですかね。 ジャンベが好きっていうより、ジャンベと共にある仕事も含めて熱心な主人公が浮かびました。
ふじりゅう様、ありがとうございます。 これはわたしの実体験をもとに書いてみました。路上にでてはじめて、書いた時のものです。 わたし自身の中心はリーディングですが、『路上』というものにひかれて、リーディングをしたり、打楽器を使ってリーディングしようとしたりしてます。
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