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心真
しんしんと心の中に雪が長くふるような時間がありました。 いつから降っているのだろうか....何年になるだろうか...気づいたら雪が降り続けているんです。 それがいつ降りやむかはわかりません。 なぜでしょうか。しんしんと雪が降り続け、やまないような気配を感じます。 空を見れば、雪雲がみえる。ふりやまない。 雨もおなじでしょうか。でも雪なんです。 季節が変われば、雪がやむはずなんですが降り終わりません。 なぜでしょうか。よくわかりません。 雪がやむまで待てなくなり、自分の心に聞いてみました。 「いつ雪がやむんだ?」 心は答えます。 「動いてみるしかないんじゃないか?まこと(真)っていうのは自然のままって意味らしいぞ。」 俺は動いてみました。なぜだか記憶にありません。 ひたすらに、がむしゃらに、突き動かされるままに。 気づいたらしんしんと降っていた雪がやみ、雲が晴れ日が差しております。 よくわかりません。 心に問いかけてみます。 「なんで雪がやんだんだろうな?」 心はこう言います。 「自分で動いた結果がまこと(真)だったかどうかわからないけど、それがよかったんじゃないのか」 あーそうなのかと思いつつ、つたない文書を書き、足を運んで、声を出し続け結果なんだろうか。 心の真は手と足を動かし、声をだし続けた結果なのだろうか?それはわかりませんが雪がふりや み、そこに日がさし、おてんと様がみえている事実以外は
心真 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1459.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 4
作成日時 2020-01-12
コメント日時 2020-01-25
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 2 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 4 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
おはようございます。 「真っていうのは、自然のままってあう意味らしいぞ」という問いかけを、わたしも 自身に問いかけながら、動いてみたいと 思いました。アナ雪のテーマソングのさびである「ありのまま~すこしも寒くないわ」を、思いました。自分らしくって、まずは 動いてみないことにはわからないです。やる気がでてきました。ありがとうございます。
0こんばんは。 心と、雪と、行動という、構成が、目新しく思いました。また時間と空間の感覚のようなものが、確りと感覚して、思考されたようなものが、詰められていると感じました。真という言葉を詩で見たのは、初めてです。だからそれは、試みの独自性を示している証拠のようであると思いました。何年もの雪の心、思えば僕にもそのようなものが見つかるような景色です。
0真清水るる様 はじめてまして。船虫と申します。この作品は造語「心真(しんしん)」というものでした。リーディングから詩の世界に入りました。私自身は文書を書き始めて日が浅く、リーディングを通しての詩を書きました。 コメントありがとうございます。励みになります。
0黒髪様 はじめまして。船虫と申します。ポエトリーリーディングとのはじめる前と気づいたらはまってしまっていた気持ちを書いたものです。今は路上でリーディングもはじめていろいろと試行錯誤しております。 励みになります。
0とても面白い詩だと思いました。 ただ、雪が降っている情景や心情が丁寧に書かれている反面、「動いてみる」に至るまでの展開が早いような気がしました。 >「動いてみるしかないんじゃないか?まこと(真)っていうのは自然のままって意味らしいぞ。」 >俺は動いてみました。なぜだか記憶にありません。 >ひたすらに、がむしゃらに、突き動かされるままに。 何故、心は「動いてみる」ことが「自然なこと」だと言い聞かせたのか。 何が「俺」を突き動かしたのか。自然のままに彼を動かしたのは一体何だったのでしょう。 その部分が、また何かしらの比喩表現で書き表してあると、より面白くなるのではないかと感じました。
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