別枠表示
君がいるスターバックスは冷房が効き過ぎている
Intro 記:ようこそ。今回は8年前。彼女の学校での立ち振る舞いについて話してくれませんか?O:もちろん。席が隣になってから僕と彼女は話すようになった。彼女のスクールカーストでの立ち位置は実に、絶妙でね。ちょうど中間なんだ。僕の考察だと彼女は早くからリテラシーみたいもの理解していたからだと思うよ。それは完璧な距離感、彼女を傷つけも得られるメリットがまったくない。むしろ、倍返しに合いそうな。記:リテラシーですか。でも、一般の人。特に女性はそれを感覚値で行うことができると思いますが?O:そう言うのじゃないんだ。言っただろ完璧なんだ。まるで、仮説を立て。実験を行い。結果から全ての反省点を修正したかのような人工感があるんだ。記:なるほど。しかし、レポートでは多くの人々から「愛想がいい」と言われてますが?O:これも主観だがその時の彼女は瞳の奥に光がなかった。人と自分を心の底で信用してない目をしていた。マイノリティなら誰でもわかる。まるでウイルスみたいな扱いをされることを恐れて人と素直に関われない。強制的に防護服を着させられているのさ。記:鋭い考察ですね。では続きは明日。O:まるで、取り調べみたいだな。記:誘導尋問はしてませんよ。それでは三時にまた同じところで。 君がいるスターバックス冷房が効き過ぎている 客室乗務員みたいな笑顔もやめてほしい 洗面台の前で練習してる 滑稽な風景が鮮明 欠陥がある 聡明なのに 注文を受けたがるくせに会話はしないこと 見つめられても傍観者でしかないこと 少しラメの入った淡いピンクのアイシャドウ たまに君と帰った歩道 自転車 走らせて風で目が腫れる 君のカーブ 黒のポロシャツ 黒のジーンズ 社会との距離を教えてくれる 黒とカーブ いつものチーズケーキは売れ切れと言われた それで大きな林檎に行くことにした 再会は遠く 時を飛ばして 一緒にただ斜陽を浴びていたい
君がいるスターバックスは冷房が効き過ぎている ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1179.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-01-02
コメント日時 2020-01-02
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
短い感想で申し訳ないです ピンクアディダスの頃からファンになってしまいました もし、あなたの作品が他の場所で沢山読めるなら教えて欲しい それくらいに好きだ
0今のところここだけです。 有難うございます。
0