ブルドーザー - B-REVIEW
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ブルドーザー    

空き缶が捨てられている かつてすくりと立っていた円筒の彼は 通り過ぎた体重たちに耐えかねて 道路へ張り付くように固まっていた そんなことはどうだっていいはずなんだけれど ちょうどその日は夏だったから 僕はそれを拾い上げて 腸の奥底にしまい込んだ それからというもの ふと交わした視線の重さに 耐え切れなくなったときは 僕はそっと相手の懐に 空き缶を投げ込んでいる


ブルドーザー ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 1328.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 3

作成日時 2019-12-27
コメント日時 2019-12-29
#テキスト
項目全期間(2025/04/13現在)投稿後10日間
叙情性22
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成11
総合ポイント33
 平均値  中央値 
叙情性22
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成11
総合33
閲覧指数:1328.6
2025/04/13 10時50分47秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ブルドーザー コメントセクション

コメント数(3)
銀太郎
銀太郎
(2019-12-27)

ありがとうございます 体重の感触を描きたかったのかもしれません なるほど この詩を見た時に 何か足りないかと思っていたんですが 少しだけ分かった気がします 次に書くものはもう少し空間の大きさを見てみようと思います

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銀太郎
銀太郎
(2019-12-27)

ありがとうございます

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渡辺八畳
(2019-12-29)

後半にかけて徐々に良くなる作品だ。 >僕はそっと相手の懐に >空き缶を投げ込んでいる というオチも良い。画を描きにくいからこそ詩の表現として光る ただやはり私も一行空けには疑問を感じている。この詩に限らずだが、終始一行空けする作品はいわばすべての音符にフォルテシモをつけた楽曲で、全部強調されていたらそれはもう強調ではない。懐中の刃はここぞという時に出すから意味があるのであって また、改行も漫然と、読点の代わりのように行なっているだけでもったいないなと思った。この作品は散文詩にしても良かったと思う。

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