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わらったら
薄っぺらいな なけなしの言葉で いくら連ねても 私が思うような 重さにならない 空が何か言っている といっても 空は何も言わないからかな あの人の目が私を責める といっても 本当のことは分からないからかな 嫌いになれ いい加減になれ 捨てろ そう囁いてくるあの人に 石でも雪でもカスタードパイでも 投げつけてみせよう 逆へ漕ぐと決めている 嫌いにはならない 丁寧にゆっくり 大切に んふふ と腹から笑いがこみ上げる パイが顔の上で散り散りになる様が 思い浮かんだからかな うふふ ふへへ と笑っていたら どうでもよし どうにでもよし となってきて すん と息を腹にしまって 目の前の成すべきことへ しんしんと向き合えた
わらったら ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1223.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 12
作成日時 2019-12-26
コメント日時 2019-12-28
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 4 | 4 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 12 | 12 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 4 | 4 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 12 | 12 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
率直な語り口で読みやすく、詩を書くという文脈で読んだとき、共感するところがありました。カスタードパイのくだりが少しあとで拾われているのは技巧的に思います。感情とその変化が良く書かれているために、語りだけでも単調さがないのかもしれない、と思いました。
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