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お祖父ちゃん
お父さんにはなったけど お祖父ちゃんにはなれなかったね 見たかっただろう 走り回る孫を 呼ばれたかっただろう お祖父ちゃんと お父さんの背中は洗っても 洗っても洗っても背中 恐くて優しい背中だった 銭湯で走って怒られて あの頃に戻ってやり直したいよ 出来ることなら 無理なことはわかっている すべては流れ去ったこと いまさら しかし なおさら
お祖父ちゃん ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 806.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-07-02
コメント日時 2017-07-06
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
優しい気持ちを詰め込んであって、哀悼の意が、感じられます。 >銭湯で走って怒られて 愛がありますね。詩というものは、こういう表現もできるものですね、僕がどこかへ行くとしても、 そのとき、そっと思いをはせられるような、良い作品だな、と思いました。
0黒髪さん、こんにちは。 本作を読んでくださり、コメントもくださり有難うございます。 愛を感じていただき、作者として嬉しいです。 レベルが高い方々が多く、私の稚拙な詩は不釣り合いと思いますが、皆様に学ばせていただこうと思います。
0現在系といいますか、懐古というより回想を含みながら今もお父さんの背中を洗い流している、そうした語り手の姿、心情のようなものが伝わってきてなんともいえない余韻がありますね。私の父もお祖父ちゃんになることなく逝ったからでしょうか、重ね合わせてしまいますね。それにしても銭湯は懐かしいです。湯上がりにはしゃいだり、背中を流しあうというのも貴重な経験、光景かと、そんなことも思いました。
0花緒さん、こんにちは。はじめまして。 拙作にコメントをくださり深謝致します。 仮定の時制を工夫したらもっと面白みが増したのでは?という御指摘だと思います。 確かに読んでくださる方の立場での創作意識が低いのかなあと思いました。 貴重な御助言有難うございました。
0湯煙さん、こんにちは。 拙作にコメントをくださり深謝致します。 湯煙さんも私に近い世代なのでしょうか? 語り手の心情や懐かしい光景を感じていただけて嬉しいです。 時間は戻ってこないとつくづく実感するこの頃です。
0完全に誤読していて(女性が流産してしまった悲しみを描いた、のだと思って)花緒さんのコメントを読んで、ああ!と思いました・・・。 そうか、作者も男性だし・・・流れ去った、は、時間、のこと、だったのですね・・・。 〈お父さんの背中は洗っても/洗っても洗っても背中/恐くて優しい背中だった〉 このリフレインが、とても素敵でした。
0まりもさん、こんにちは。はじめまして。 拙作にコメントをくださり深謝致します。 単純な詩なのに表現が不十分かつ不親切ですみません。 今後は読んでくださる方をよく考えながら書くように努めたいと思います。 リフレイン部分は私も本作では気に入っているので嬉しいです。
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