雪国 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



作品を
別枠表示

雪国    

雪が積もり宝石のように輝くのに 不思議となにも感じません 足元に転がる絶望が良く見えます 吐く息は白く冷たさに頬を撫でられ なんだか心が穢された気がして どうにも気持ちが落ち着きません 薄氷がぱきぱきと音を立て 足の先を濡らすので 進む気力が奪われていきます 排気ガスの匂いが立ち込める道を 進みたくないと顔を顰めるが 冷えた風が背中をちょんと押すのです 乾いた空気が唇の水気をなくし 瞳が潤んで仕方ないので 孤独な手を祈りの形に結ぶのです かちかち鳴る歯を食いしばり 温い方へと無様ながら足を運びます 冬の朝の幸を僅かに考えるも霧散するのです


雪国 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 1573.2
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 2

作成日時 2019-12-03
コメント日時 2019-12-24
#テキスト
項目全期間(2025/04/06現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性11
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成11
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性11
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成11
総合22
閲覧指数:1573.2
2025/04/06 11時27分19秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

雪国 コメントセクション

コメント数(3)
萩原 學
萩原 學
(2019-12-05)

冒頭はとても良いのです。ごく普通に始まって、しかし普段とは全然違う。 ところが進んでいくと足元ばかり気にしてしまい、せっかくの詩が抜けてしまって単なる描写に堕していくのは正直見てられません。 つまり第3・4・5節は、無い方がよろしい。もう少し練り上げると、良いものができそうなのに。

0
おむすび 健太郎
おむすび 健太郎
(2019-12-08)

春が待ち遠しいですね。

0
新 旧聖
新 旧聖
(2019-12-17)

アドバイスありがとうございます。 自分は時間をかけて作品を作るのが苦手なので、参考にします。

0

B-REVIEWに参加しよう!

新規登録
ログイン

作品をSNSで紹介しよう→

投稿作品数: 1