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割れない海を抱えて
大気が散って新しい雨が生まれようとしていた 歩幅が狭くなり 呼びかけた声から影が 音を反映する 落ちた梨の実を数える夕方 浮く水をもとめて、雪崩れる足音 点でしか知ることのできない地表の丸さ フェンス越しに干されている紙は 夜の満ち干きを示している 「紙の束を持ってお待ちください」 歩いてしまうのだ
割れない海を抱えて ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1914.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 10
作成日時 2019-11-28
コメント日時 2019-12-09
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 6 | 4 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 2 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 10 | 6 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.2 | 1 |
前衛性 | 0.2 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0.4 | 0 |
技巧 | 0.2 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
良いタイトルですね。良い意味で、商業的に成功していると思いました。 >呼びかけた声から影が >音を反映する の箇所は「から」が邪魔して文としてもリズムとしても成り立っていないように思えるので、 >呼びかけた声 >影が音を反映する とでもした方が良いのではないかと思いました。 全体は、申し分なく抒情的で、心に刺激がありました。
0南雲 安晴さま 読んでいただきありがとうございます。指摘頂いたあとの方がすっきりしますね。
0>落ちた梨の実を数える夕方 梨じゃなく、梨の実が良いね。
05or6(ゴロちゃん。)さま 梨の実という表現は意識せずに出てきたものでした。推敲も大事ですが、直感も信じていきたいです。
0かっこいい。 タイトルからしっかり引き付けられて、ラストまでちゃんと魅了してくれる。 文字数以上の広がりがある詩。
0楽子さま 今度は文字数を増やしたのも書いてみたいです。精進します。
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