太陰暦2019(ポエトリーリーディング) - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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太陰暦2019(ポエトリーリーディング)    

何もない奴のコブシほど痛いものはない。 鍛え上げた心ほど壊れやすいものはない。 俺達の憧れはあそこの真っ裸の先輩。 先頭で矢を受けながら進んでくあの先輩。 すごいなって後ろで安心してるの誰だ? あれ?みたことあるなって言わんでもわかるよな? ちょっとでも目立とうと派手な装飾つけて、 ぼそぼそなんか喋ってる奴の後ろ姿ほら見ろよ。 本当にきついのは何も出来ない訳じゃないこと。 力込めて傷つけられる覚悟でやれば、 今までやられた分傷抉ることができること。 でも、追いつけない夢に耐えられない自分の弱さに、 重りがどんどん重くなっていく。 その痛みが心地よさに変わる前に、 鎖に色を付けるその前に、 こいつの外し方探さないとな。 数えきれないほどの才能の世界で、 美味いもん食ってきた俺は恵まれてる? 舌肥えてゲテモン食って俺マイナーでかっこいいなんて、 ダサイ奴の代表者です、ご試食いかがでしょうか。 苦しんでることが正義ってか、報われないのがかっこいいってか、 でも総じて苦しんでる奴らがあがく様ってかっこいいもんだ。 そうなりたい俺ってバカなのかな。 あの頃に憧れる弱い存在にはなりたくない。 前だけじゃなく周り見て自分の位置確かめて、 言い訳なしに一位とって見せびらかすその時が来るまで、 俺は歩みを止めない。 何時になったらいつもの夜が来るんだ。 僻みや妬みが綺麗になる夜は何時になったら来るんだ。 その時だけでも俺は輝きたいから、 暗い闇の中にペンライトもっていってはしゃぐんだ。 でも行ってみたら、おっきなお月さんがいるから、 持ってきたペンライトどっかに落として、眺めてた。 見たことない輝きに新しい涙が出てきた。 そしたら近くからしょうもない噂話が聞こえてきた。 「あのお月さん、昼間は太陽に負けてんだぜ  夜だって太陽の光跳ね返してるだけらしいぜ」 だなんて嘘つけよ、あの人を馬鹿にすんじゃねぇ。 どうみても一人でしっかり光ってるじゃねぇか。 俺たちの宝物に傷つけるんじゃねぇ。 希望の光が何処から来るなんて俺達には関係ないんだ。 照らしてくれるあの人がいるから、 ココにいるんだって分かるんだ。 俺達の神様に勝手に名前を付けないでくれ。 あの頃に憧れる弱い存在にはなりたくない。 前だけじゃなく周り見て自分の位置確かめて、 言い訳なしに一位とって見せびらかすその時が来るまで、 俺は歩みを止めない。 アホには少しだけのスパイスが強く効いちまう。 しょっぱいラブソングを必至こいて聞いちまう。 あの時の自分何やってんだって過去振り返って泣いちまう。 あの時に戻れたらなんて戯言は言わない。 あの時はありがとうって戯言は少し言いたい。 あの頃は若かったなって片時は思いたい。 あの頃に憧れる弱い存在にはなりたくない。 前だけじゃなく周り見て自分の位置確かめて、 言い訳なしに一位とって見せびらかすその時が来るまで、 俺は歩みを止めない。


太陰暦2019(ポエトリーリーディング) ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 1702.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 36

作成日時 2019-11-27
コメント日時 2019-11-27
#テキスト #動画 #アドバイス募集
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性1313
前衛性00
可読性33
エンタメ1313
技巧00
音韻55
構成22
総合ポイント3636
 平均値  中央値 
叙情性2.22
前衛性00
可読性0.50.5
 エンタメ2.22
技巧00
音韻0.80.5
構成0.30
総合65
閲覧指数:1702.1
2024/11/21 22時52分52秒現在
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    作品に書かれた推薦文

太陰暦2019(ポエトリーリーディング) コメントセクション

コメント数(7)
つつみ
(2019-11-27)

とても好きな作品です。 感傷的なようで、冷静に書かれており、こちらに伝わりやすい。 >照らしてくれるあの人がいるから、 >ココにいるんだって分かるんだ。 >俺達の神様に勝手に名前を付けないでくれ。 誰かを月に例えているここの表現が好きです。 ポエトリーリーディングも聴きました。か細いピアノの旋律と、力強いけど少し泣き出したい感じの朗読が合っていました。

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暗谷時宗
(2019-11-27)

沙一さん、コメントありがとうございます。 そうですね、今回は、音楽に添えて詩を書いて、音韻を意識したモノになっているので、 ポエトリーラップの方がカテゴライズ的には合致してそうです。

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暗谷時宗
(2019-11-27)

つつみさん、コメントありがとうございます。 好きだと言ってもらえると、うれしいです。励みになります。 太陽神はどの神話でも最高神クラスで能力も認知度も高いですが、 月の神となると、神話でもなかなか取り上げられず、認知度も低い。 それでも、ある人たちにとってはその神様だからこそ、助けられることもあると思うんです。 太陰暦で生きるものにとって、月は大切なものですからね。

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鈴木夜道
鈴木夜道
(2019-11-27)

MOROHA 調のリーディングって あらがえない魅力がありますよね。 ただ… あの切々と熱を持った詞が そのまま再演されているような 耳なじみだけが呼び起こされてしまって 《言い訳なしに一位とって  見せびらかすその時が来るまで》 が空念仏になっているようでもあります。 しかし、その音韻の力はやはりあなどれず ある詩景が速度をもって迫り来ます。 ── 雲間にいる月からも隠れるように    夜陰に乗じて 特攻機は単独に飛ぶ    青年の操縦桿は冷静に    ただ口だけはエンジンのようにとどろいて    あの詞を誦む 翔ぶように誦む    おのれに捧げる祝詞をあげる    俺は歩みを止めない。    俺は歩みを止めない。    俺は歩みを止めない。    俺は歩みを止めない。    俺は歩みを止めない。    俺は歩みを止めない。    俺は歩みを止めない。    俺は歩みを止めない。    雲海の間隙から敵艦ついに見ゆ   この空に俺と月だけ    月よ見ていろ    俺の一位を見ていろ……    俺は歩みを止めない。    俺は歩みを止めない。    俺は歩みを止めない。    俺は歩みを止めない。    俺は歩みを ────────

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羽田恭
(2019-11-27)

>俺達の神様に勝手に名前を付けないでくれ。 つつみさんと同じく、この個所がとても印象的でした。 この詩からは静かな叫びのようにも感じさえます。 今までの作品に比べ、一皮剥けたように思います。 ポエトリーリーディングをまた別な作品で聞きたいです。

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暗谷時宗
(2019-11-27)

鈴木夜道さん、コメントありがとうございます。 私の詩からいい詩を書いていただき嬉しく思います。 空念仏、確かにそうですね。言われてみればそんな感じに唱えていたかもしれないです。 もう少し、感情を込めるようがんばってみます。

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暗谷時宗
(2019-11-27)

羽田恭さん、コメントありがとうございます。 今までの作品も見ていただき、ありがとうございます。 影響を受けやすい性なので、今回はテイストを大きく変えてみました。 ポエトリーリーディングは、前からしてみたかったことなので、 また近いうちに、作品をつくりたいと思います。

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