別枠表示
音
音が叫び声をあげたので 僕はおっと驚いた 僕は叫ぶ音を宥めようと 音に寄り添ったが 音はまた小さく美しく叫んで 羽を生やしてバタバタと翔んでいった 音は傷みを感じたのか それとも孤独を感じたのか どちらにせよ音は叫びたかったのだろう 羽を生やした音は何処に行く気だろう 鳥の背にでも乗って海を渡る気なのか はたまた表参道のカフェで寛ぐ気なのか 気紛れに鳴く音を僕は捕まえきれない 音は自由で 音は不自由だから 僕らのように この世界のように
音 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1349.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2019-11-09
コメント日時 2019-11-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
優しい、寛大な感じがして、すてきだなと思いました。 音に首輪つけて頑張っている人におすすめしたい詩です。
0「音」自体の擬人化は目新しくおおっとなったが、終始それなので飽きてしまう 音の擬人化という着眼点は良いので、それだけをメインに据えるのでなく作品内に数ある要素の一つとして活用するぐらいに留めておけば良くなると思う。
0