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よいしらず
意味のない音楽によいしれ 形のない愛情によいしれ 味気の無い刺激によいしれ 苦しみの無い快楽によいしれ 知らぬまに、もう何日宵の中なのか 暗闇で手探りでやっと見つけたリンゴ拾って 「それしかない」って思いこんじゃうんだよな 実のなる木の下にいることしらずに 「僕だけ」を作り続けてみたけど 満ちを忘れて 居心地が悪くて 「僕だけ?」って寂しくなってきた 帰り道、足跡で真っ平らになってたから どうしよう って大きな声で叫んでた つもりだったけど、あれ、 もしかして、僕の声って小さい?
よいしらず ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1600.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 7
作成日時 2019-11-06
コメント日時 2019-11-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 4 | 2 |
前衛性 | 1 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 2 | 2 |
総合ポイント | 7 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0.5 | 0.5 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 3.5 | 3.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
とても好きな詩です。 個人的な感想になってしまいますが、自分の中でもやもやとする思いと一致するものがあり、興味深く拝見しました。 >暗闇で手探りでやっと見つけたリンゴ拾って >「それしかない」って思いこんじゃうんだよな >実のなる木の下にいることしらずに 特にこの部分、何かに強く依存してしまう感情に似ています。 >「僕だけ」を作り続けてみたけど >満ちを忘れて >居心地が悪くて >「僕だけ?」って寂しくなってきた この部分は、孤独に酔いしれるつもりが、寂しくなってしまう感情に似ています。 >どうしよう って大きな声で叫んでた 依存してしまって我を見失ったり、孤独におぼれた時の声は、自分では大きな声を出しているつもりでも、実は小さい声であったという経験があるので、そのことと結びつきました。
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