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絶景#4
一枚の 紙片は隅から徐々に 冷却される。 凍える文字の輪郭に 霜焼の、赤色が目立つ (寒さに) (凍えて) (微動だにしない) こらえきれない文字たちは、 音を拾って、言葉となった 摂氏百度の 体温に 親指を 伸ばす と 冷却された 再生と接触の 連続で、体温は 微動だにしない 一枚の 詩編は端から徐々に 焼却される 私は君の体温に 火傷して 涙腺は 枯れ 私の唾液に 水路を経て 循環している めまぐるしい速さで 循環している 摂氏百度の 間隙が ふたりに生まれ ひとりに なって (なって) なって (なって) 欲望が尽きた頃に、 愛と呼ばれた地平線を 俯瞰する 君の細めた一重瞼が、 着陸する 大地を。
絶景#4 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1224.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 3
作成日時 2019-11-03
コメント日時 2019-12-13
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 0 |
総合ポイント | 3 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.5 | 0.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 1.5 | 1.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
うーむいい詩だと思うのですが自信がない。
0エイクピア様 嬉しいコメントをありがとうございます。
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