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猫じゃらしの詩
褒められても けなされても笑った 誰かの声が 肌に触れるなら くすぐったくて 逃れようもなくて その場を離れる 尻尾が欲しい みんなが乗ってる 車みたいに 同じ速さで 動くものじゃない 側にいても ぶつかっても泣いた 誰かの想いが 途中で破れて 何もできなくて とても悔しくて 涙を拭うために 撫でてあげる みんなが盛ってる メイクみたいに 同じ可愛さで 並ぶ人じゃない 思い出しても 忘れても生きる 誰かの明日が 音を立てるまで 懐かしくて わざと忙しくて 揃えた筆で 目標を書くよ みんなが買ってる お菓子みたいに 同じ甘さで 溶ける言葉じゃない
猫じゃらしの詩 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1333.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2019-11-01
コメント日時 2019-11-02
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 1 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.5 | 0.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1 | 1 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
読んでいて、いいな、と思います。どこがどういいかと説明するのが難しいのですが、その難しさも含めて、いいな、と感じます。 猫を飼ってるのですが、呼んでもしっぽを振るだけで来やしない。かと思えば、帰ってくると鳴きながらすり寄ってきたり。撫でてると噛んでくるから、撫でないと、目の前でじっと撫でてもらうのを待ってたり。繊細で臆病なのに勇敢でもあったり。ちゃんと賢いのに、そこら中で爪を研いで家をボロボロにしてくれて。チュールとか高いエサとかでもやわらかいものには興味を示さず、乾燥してカリカリしたエサばかり食べています。 そんな家の猫もけっこういい歳になってきて、お前がいなくなったらさみしいじゃないか、ばかやろうなんて。なんだか猫をじゃらしているというより、猫にじゃらされている気分です。そんな文章を書きたくなる詩ですね。 コメント欄に余計なことを書いてしまっていたら、すみません。
0トビラさま 私も猫を飼っていた時期があるので、興味深くコメントを読ませていただきました。 いつもと作風が少し違うのですが、猫じゃらしを振る仕草が、ノーと言っているように見えたので、〇〇じゃないという 部分が生まれました。 あとは形式を利用しながら、変化していくのが楽しく書けたと思います。 どうもありがとうございました。
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