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秋の音
ぽつん ぽつんがひとつ 置いてけぼり かつん かつんと優しい 音がして ぽつんとかつん 仲良く 風に消えていきました
秋の音 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1253.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 3
作成日時 2019-10-23
コメント日時 2019-10-24
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 3 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1.5 | 1.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ぽつんとかつんは擬人化させている気がしました。ただ、どこかの風景を描写しているような気もします。
0「秋の音」というテーマを、虫の声と全く無関係な「ぽつん」と「かつん」で表現しているこの詩を読むと、日本語詩に表現される季節感や自然観はここまで変わってきたのだなと思わされました。秋の寂しさは、散りゆく枯れ葉の地面に触れる音、風渡る枝やすすきの擦れあい、ほろびゆくはかない虫たちの今一度の宴の声によって象徴されるのではもはやないのでしょうか。この詩の寂寥感の源は、詩人が寂寥感の内実を満たしていた自然すべてを抜き捨てて、もはやからっぽになった寂寥感の形骸のようなものだけを残しているところにあるような気がします。
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