夜雨 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

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夜雨    

何かが落ちた音がした やがてそれは連続的に続き 水平線に映る景色の邪魔をした 言葉も口づけも無いままに ふたりは粒の落ちる音を聞いた 灯台の光を追うふたりに 見える景色は同じ様で お互い違う何かを眺めていた 芯から震えた冷たさと 降りしきる粒の痛みは ふたりの肌が覚えてる もう二度と帰らない傘 それを差す事も無く 照らす光に背を向けて あなたは夜雨の中に消えた


夜雨 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1215.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2019-10-22
コメント日時 2019-10-22
#テキスト
項目全期間(2025/04/16現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:1215.6
2025/04/16 06時23分22秒現在
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    作品に書かれた推薦文

夜雨 コメントセクション

コメント数(2)
ふじりゅう
(2019-10-22)

うーん、なんか状況がよく分からない印象がしました。失恋っぽい感じもしたのですが、なんかそれも違和感があります。あと、傘を貸しているわけではなく「帰らない」なので傘が自立して帰ってきていたと考えられますが、その表現が本作に対して重要であると認識できませんでした。粒に痛がっている状況が重要である気もなんとなくします。

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若落葉
若落葉
(2019-10-22)

ふじりゅう様、ありがとうございます。 場面を『男女の別れ』だとした時、 雨粒を痛がるのは、知らぬ間に傷つけていた相手の痛みを勝手に重ねて感傷に浸っている愚かさ。 『傘』は別れ際の『やさしさに見せかけた思い』を表しましたり 男は『もしかしたら時が経てばまた会えるかもしれない』と下心を持って、女に傘を貸します。 女はそれを察して受け取りはするが、 『もう貴方の施しは受けない』と言う意思表示として傘を差さずに去る。 と言う背景でした。 人に理解してもらう表現は難しいですね。 ご指摘ありがとうございました。

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