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花恋文
一雨ごとの美しさを 名もなき花は その身に滲ませる。 それは あなたの元へ 一重の彩を残すため 一重の香を残すため 一重の象を残すため 儚く散って 別れたあとも この戀を 永遠にするために
花恋文 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1622.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 16
作成日時 2019-10-11
コメント日時 2019-10-15
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 6 | 5 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 3 | 2 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 5 | 5 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 16 | 14 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.5 | 1 |
前衛性 | 0.3 | 0 |
可読性 | 0.8 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.3 | 0 |
音韻 | 1.3 | 1.5 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 4 | 4 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
お邪魔します。 恋の詩が好きなんですよ。現代詩に触れるまでは、詩とは大切な想いを感情に包み込んで、相手に伝えるための文だと思っていましたから。 やっぱり、花と恋は相性が良いですね。その分、みなさんが書かれるのでオリジナリティを発揮するのは難しいんだろうなって気がします。雨は滴、涙と繋がりを持たせて読んでしまいます。儚く散った後でさえ、花びらは相手の元に落としたまま。そのひとひらに、こぼした涙の美しさも留め続けておきたい。そんな詩に読めました。 印象的なのが、彩、香、象です。色、香り、形をもっと強くイメージさせる言葉。それと個人的には、雨に打たれる度に美しさを増していくんだと、少し前向きに捉えているところが心に残りました。 ただ、イメージは沸きにくかったなと思いました。綺麗な言葉達で組まれているので作品の品が良いのですが、その美しさに作者さん自身が捕らわれてしまってる感じを受けるんですよ。そういうところは、わたしも人様のことは言えないんですけどね。 わたしは詩について詳しくないのですが、他の方々が書かれている現代詩に比べれば分かりやすく書かれていますし、それならいっそ、連の繋がりをわかりやすく持たせた仕上がりにするのもありかなと感じました。
0ご意見ありがとうございます。 自分の作った作品に評を頂けるのはありがたく、また勉強にもなります。アドバイス頂いたことを胸に留めて、作品作りに生かしていきたいと思います。
0しっとり歌われていていいですね。こちらの戀を使われたのが全体の儚い印象の中で考えさせるものが添えられていて面白い。別れた後に記憶の糸と言葉で編まれていく詩自体を指しているようでもあります。
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