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Bridge
渡りはじめた 橋の途中でにわかに 雨は降りだした この世界を 区切ろうとする ものはなにもなく 滑るタイヤをいつまでも 男はとめることが できないでいる
Bridge ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1504.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 13
作成日時 2019-10-05
コメント日時 2019-10-06
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 3 | 3 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 13 | 13 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.7 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.3 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0.3 | 0 |
総合 | 4.3 | 5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
地理的な要因に縛られる人間ではありますが、そんなものを気にしない雨のイメージによって、超越的に人間に振りかかってくるあらゆる出来事を連想させているように思います。橋でタイヤが滑る時、ほとんど必ず風のことも僕は気にかけます。直接的なストーリー、そのイメージが描くもの、そして、描かれてはいないが重要に示唆されている風の3つが、これを重層的な詩にしていると思いました。
0風のイメージ。言われてみればそう。 ありがとうごさいます。自分では気が付くことはなかったてしょう、おそらくえいえんに。
0>この世界を >区切ろうとする >ものはなにもなく 二連目までは「区切る」という動作への言及だが、3連目が在ることにより動作がぐるっと一気に否定され読者にとってのフックとなる。初歩的な改行技術だが、しっかりできているなと思いました。
0連については考えたこともなかった。 小中の国語教育のたまものかしら? その先生たちはもいこの世界にいなかったりもする。 謝謝!
0圧倒的に読み易く、奥行きのある作品だと感じました。 端的で素敵だと思います。
0素直にうれしいです、奥行きのある 作品なんていわれると。 もっともなかなかこういう詩は出てこないのです。
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