別枠表示
雪が降る
雪が降る 冬が降る 暖かい 雪が降る 白くなる 消えていく 歪な物 怖い物 雪の下 眠りつく 風が吹いた 雪で覆われた今 暖かい 雪は微細な結晶 緻密な物が 壊れるのも厭わず 降りしきる 雪に埋もれ 掌 合わして 消えていく 雪が降る 雪が降る 雪が降る 冬が降る 消滅するのは 雪 冷たくなるのは 雪 残り そびえる 歪な物 怖い物 目を閉じ 開き 夏 今 立ち向かう
雪が降る ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 827.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-06-17
コメント日時 2017-06-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
花緒さん、こんにちは。 言葉を重複させるのが好きなので、このような形を取っています。 確かに言葉遊びは好みが分かれるかもしれませんね。 ただ重複と言葉遊びでリズミカルになったかなと。
0冬が降る/暖かい/雪が降る この展開に、赤い雪や緑の雪が降ったら・・・と絵の中で実験?してみた、という美しい絵本のことを思い出しました。 雪は、見た目は綿のようで、暖かい。暖かい死、眠り、に誘うもの、というイメージもあります・・・非雪国の太平洋岸に住む者の、いささかロマンチックなイメージではありますが・・・・。「歪な物 怖い物」ですら、覆いこめて眠らせてしまう、雪の優しさ、なのか、非情さ、なのか・・・。 雪の怖さや凶暴性は、雪国に住んで、日々、雪と戦う人にしか実感できないことなのかもしれません。 雪は微細な結晶/緻密な物が 壊れるのも厭わず/降りしきる この連が印象に残りました。 壊して、一冬が過ぎて・・・その後、雪だけが消える。「歪な物 怖い物」は、消えていない、壊されていない。壊されて、無くなってしまうのは、緻密な物、だけ・・・緻密な物、とは何か。繊細な何か・・・。 人の心に雪が降り積ったとしたら。雪融け後には、どんな景色が現れるのでしょう。 再び、繊細で緻密な、可憐な小花に覆われる、そんな日を夢見て。
0まりもさん、こんにちは。 雪国の人間にとって実は雪というのは、暖かい物なのです。 実際、寒さがきついのは真冬の寒波(自分の住んでいる地域だとマイナス20℃下回ります)を除くと雪が降る直前の晩秋なのです。 そして雪とは玄関も自動車も埋め立ててしまうものです。 容赦も感情も何も無くただただ降り続き、真っ白にさせてしまいます。 雪の景色も結晶もそれは綺麗でも、見る余裕はないほど。 だから一時、冬の間は終わるのですね。色々と。 そう言うのを詩に込めたつもりです。
0体感的に、暖かいもの、なのですね❗ そういえば、今年は雪が少なかったから、新芽が痛んでしまった、という話を、雪国の方に聞いた記憶が・・・ 覆いつくすもの、守るもの、眠らせるもの、リセットさせるもの・・・雪国の方ならではの雪の感覚を、別の作品でも聞きたくなりました。
0