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the end has no end
十年前のエミネムみたいな人も 十年前のストロークスみたいな人も 少なくない。 その点だけで言えば私は秀逸なバースを 作ってる。 誰もが蜂の鳴声について行く。 そして終わりの近く 俺は赤ら顔で夕陽に小便をかけている。 これ以上悲しくならないように。 適当にやって拍手されないのは センスの問題ではない 単純に時代にそぐわなかっただけ。 そういう意味では誰もが 買うことが出来るロトとつまるところ 同じということになり 我々のテロリストは 祝日と家のローンに括られている。 俺はカーテンを閉めながらそいつらを 一人一人殴って不良漫画みたいに唾を吐いた。気付けば薬が切れてることに頭を蹴られる。 でもお前が本当に俺を理解するなら 多分一番綺麗な星空を見せられるのに。 どうでもいい映画を撮る どうでもいいテレビ番組に 逃げ込んでも司会者が君を解答席に座らせる。ピストルを咥えさせられて 左手は薔薇と繋がれていた。 覚えているだろうか。 テムズ川で溺れて東京湾で見つかるロマンス。左翼はよく英雄を彼等の アイコンのように扱うが 出来る限り離れていた方がいい。 爆発してお前何て居なくなっても 誰も気付きはしない。 世界は平等に喧しく 平等に忙しないのだから 俺は全ての罪を売りつけたんだ。 駱駝の民に。 神秘主義者を絶望させて殺すなら これが一番のやり方。 君にはどう見えているか何て考えてもいない。 けれどきっと君は俺をがっかりさせる筈。 そうしないと君の世界は 或る和音の寝相の矛盾から 脱却できないからだ。 ここでは俺が全てを統べる。 お前の欲しい答えも お前のなりたいものも 全て用意されていて 触れるといくつかの亜麻色の甲殻類に 攀じるアパシーの情景。 俺はだだっ広い真っ白な 部屋の中でイディオットをかけて イアンになろうとしている。 余りにも巨大な繋がりが か細い通信を殺すこともある。 飲酒運転と大差ない。 ただ被害者と加害者が同じだけ。 俺達は保険を掛け合う。 互いの不幸を祈って。 金が、金がないばかりに。 ただそれだけなのに。腹は減るし、 喉は乾くし、服は汚れるし、靴は擦り減るし、雨の日もあるし、髭もそりたいし、 車が欲しいから。 俺達が進化と呼ぶそれは 大したことのない三面記事。 もっと焦げて生きるみたいな 時代が良かったね。 俺達は戦争を知らないから
the end has no end ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1556.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2019-09-05
コメント日時 2019-10-21
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
私は時々、アシッドやちょいブルージーなリズムをバックにして詩の朗読をやって動画を作ったりしてるのですが、この作品は朗読したくなる作品です。もしお許しいただけるのであれば是非朗読動画作らせてください。 参考までにこ過去の動画貼っておきます。 https://youtu.be/VEtCv-xng-U
0是非ご自由にお使いください。
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